言い訳するな!…立石散歩?
「本当に散歩をするために出かけたのです。店が開くのは昼の12時からのはずだったのです。なので
1時間くらい前には現地に着いて、しばらく周辺を散歩して店に入れればよし、満員で入れなければ散歩
だけで切り上げようと思っていたのです。本当です!」
…と、くどくどと自分に言い訳をしておりますが、元々散歩の場所に選んだのが京成立石駅周辺ですの
下心が見え見えですね^^ゞ
実際に土曜日は昼の12時から始まると思い込んでいましたので、11時過ぎに店の前を通りかかって
人が並んでいるのを見ても、開店前から並ぶなんて相変わらず人気の店だなあ、と思って周辺を散歩しよ
うと店から遠ざかろうとしたのです。
ところが、もしやと思って店に戻って中をのぞいてみると、すでに店は満員の状況だったんですね。
止せばいいのにここですぐ列の後ろに並んでしまったんですねぇ。やっぱり散歩が目的ではなかったん
ですね(人ごとのようですね^^)
お客の回転は早い店ですので、並んで待っていても約15分ほどで狭い奥の席に着くことができまし
た。並んでいる間にお客の数を数えてみると、おじさんのみ40名でした。中には着流し風の和服のおじ
さんもいて、いかにも常連さんという感じです。一人客も多そうですね。
まずは、焼酎の梅割とチェイサー代わりのウーロン茶をいただきます。
もつ焼きでは、はじめてアブラタレを注文しました。
お店に慣れたお客さんは焼き方などに細かい注文をしますが、ワタクシはまだまだ4回目なので余計な
事は云わずに標準的な注文をします。
「アブラ」を注文したのは初めてなのです。学生時代に隣駅の学芸大学駅前の安いモツ焼き屋で食べた
懐かしい味がしました。
続いて人気の「煮込み」です。これも慣れたお客は「煮込み…●●多めに!」とか言って具の中味にも
注文をつけられるようです。
もう一皿は「レバタレ」にいたしました。本当は「シロタレ」を注文しようと思っていたのですが、土
曜日はなぜかシロはないようです。
お客が回転するなかで女性客も少し入ってきました。店員さんの数を数えてみると白い制服?を来た男
性が3人、私服で洗い方らしき男性が1人、女性が2人。この日数えた限りでは総勢6人で引きも切らな
いお客をさばいておりました。もつ焼きは女性一人が専従で担当しているようでした。
あれだけ大量の注をよく一人で対応できるもんだと感心してしまいました。注文しても長く待たされる
わけでもありませんし。
狭い店ですのでお客は肩を触れ合うようにして座ります。下の写真は3人分のスペースです。一人に与
えられたスペースは極狭なので、空いたお皿は重ねるのが暗黙のルールのようです。
最初に来たときは正直いって店員さんの対応もぶっきら棒に感じました。
でも4回目ともなり、とようやく落ち着いて店の様子を見ることができるようになると、店員さんたち
が、余計なお愛想はない反面、お客の席の配置や狭い店内でのお客の出入りが周りのお客に迷惑をかけな
いよう結構細かいところにも気をつかっていることがだんだんわかってきました。
こうしたお店の醸し出す雰囲気が「宇ち多中毒」患者を増殖させるもとなのでしょうね。ワタクシの隣
のおにいさんは、中毒患者の一人でわざわざ茨城から飲みに来るそうです。
…ワタクシも感染しそうです。