「風が強く吹いている」を観てきました。
ここ十年近くのお正月は…
1月1日 天皇杯サッカー決勝
1月2日 箱根駅伝 往路
1月3日 箱根駅伝 復路
をテレビ観戦するのが習慣となってしまいました。
とくに箱根駅伝は家人が熱烈なファンで両日の午前8時過ぎから5~6時間は家事は全く停滞いたしま
す。
画面が真っ暗で夜のシーンになると何も見えない!と何度も訴えたにもかかわらずおんぼろアナログテ
レビの買換えを渋っていた家人が、断りもなしに地デジ対応テレビを買ったのも箱根駅伝を鮮明画像で見
たいがためでした。
毎年、箱根の山昇りだけでなく20校・各10人のランナーが襷をつなぐその一人一人のランナーにい
ろんなドラマがあることを楽しんでいるようです。
そんな箱根駅伝を架空の大学の弱小陸上部が駆け抜ける姿を描いたのが松竹映画「風が強く吹いてい
る」です。
最近になってこの映画のことを知り、早速毎度毎度の夫婦割引を使って観てまいりました。
それほど人気はないだろうと思っていたのですが、シネコンの比較的小さいシアターではあったものの
朝一番の上映にもかかわらず座席はほぼ満席でした。若い人も結構多かったのですが、陸上部の人たちだ
ったのでしょうか。
三浦しをん(彼女のこともこの映画をきっかけに初めて知りました)の原作の映画化です。予選会や箱
根駅伝本番のシーンはなかなか本格的でした。
10人しか部員のいない陸上部(箱根は往復10人の選手が走ります)というのも荒唐無稽とも思いま
すし、ストーリーとしては予定調和的とも思いますが、それはそれ、エンターテイメントとしてはよくで
た、楽しめる佳作だと思います。
んばかりでしたが彼らの走りっぷりはなかなかのものでした。
自宅に戻ってから早速ネットで地元の図書館に原作の貸し出しを申し込みました。これでますます箱根
駅伝をテレビで見るのが楽しくなりそうです。