ロンドン散歩行 13 コヴェント・ガーデン周辺徘徊
ロンドンは市内のあちこちに路上マーケットがありますが、コヴェント・ガーデンと言えば映画「マ
イ・フェアレディ」の舞台にもなったマーケットですね。
映画では野菜の市場になっていましたが、実際の野菜市場はすでに移転したそうです。
地下鉄のコヴェント・ガーデン駅はちょっと変わった駅で、ワタクシが気がついた限りでは、地下のホ
ームと地上出口を結ぶのは他の駅のようにエスカレーターやチューブのような通路ではなく、まるで荷物
用みたいな大きなエレベーターです。まさか野菜をこれで運んでいたのではないのでしょうが…。
地上に出るとすぐにコヴェント・ガーデンの建物が目に入ってきました。
休日ともなると周辺は大道芸人で一杯になるそうですが、今日は金曜の夕方のためかそれほど多くの芸
人はいませんでした。
それでもじっと動かないこんな妙な芸人もいましたね。大昔のスターウォーズの「炭素冷凍」を思い出
してしまいました。
建物の中にはサンクン・ガーデンがあり、地下のカフェではモーツァルトのセレナーデを奏でるパフォ
ーマンスの熱演中でした。
ヴァイオリンと違い、チェロを持ったまま弾くのは結構大変ですよね。
地上部分のアップル・マーケットは衣類や雑貨が中心。雑貨大好きな若い女性ならば喜びそうなアイテ
ムがたくさん並んでいましたが、残念ながらワタクシにはあまり興味のないものばかり…。
建物の2階部分はレストランになっているようですが、テラスで食事をする人は料理以上に表の大道芸
のほうに目が行ってしまうようですね。
朝から歩きっぱなしなのでさすがにくたびれてきました。
いったんヴィクトリア駅まで戻り、歩いてホテルに帰ります。
昨日の夕方人だかりだったホテル近くのパブでは金曜の午後6時頃とあってご覧のとおり、昨日よりも
さらに大勢の酔客でいっぱいです。
狭い歩道の上で飲んでいるのに道路にはみ出さないのがロンドンっ子気質なのでしょうか。それにし
てもイギリス人はほんとにパブが大好きなんですね。
ホテルでシャワーを浴び、少し休憩してから本日の夕食。ホテルの近くにSEAFRESHというお手
軽なレストランがあったので夕食はここでいただきました。
まずはラガー・ビールを1パイントいただき喉を潤します。
メイン(?)はこの店ご自慢のフィッシュ&チップスをいただきました。
り前なのでしょうね。
揚げたてをハフハフいいながらほおばりました。一人で食べているせいか、ウエートレスが席の前を通
るたびに「美味しい?」「満足してる?」などと声をかけてくれます。
このお店は人気店らしいですが、こうした気遣いも繁盛の秘訣なのでしょうね。
ビールとフィッシュ&チップスで17ポンド85ペンス。「ハイッ!満足でありました!!」