ロンドン散歩行 16 バッキンガム宮殿からベーカーストリートへ
名画を堪能したあとはまたまた中心地へ戻ります。
バッキンガム宮殿の前には観光客がたくさん集まっていました。ワタクシが訪れたのは衛兵交代がない
時間帯でしたので観光客ものんびりと写真を撮ったりしていました。宮殿はもっと大きいのかと思ってい
たのですがそれほどでもなかったですね。
宮殿の前にはヴィクトリア女王の大きな象があたりを睥睨していました。象は写真で見たことのある女
王にそっくりで貫録十分といったところです。
宮殿の近くにあるSt.ジェームズ公園には人工の池がありペンギンや水鳥がのんびりと羽根を休めてい
ます。人にも慣れているようで近付いてもまったく気にならないようです。
ロンドンには大きな公園がたくさんありますね。都心にもこんなに緑豊かな公園があるのはやはり国の
力量というかゆとりなのでしょうね。
す。
ベーカーストリートといえばもうおわかりですね。シャーロックホームズの家があったとされる通り
です。
駅のホームにもご覧のとおりホームズの肖像が描かれています。
地上に出て地図を頼りにベーカーストリートを目指して歩いているうちに大きな丸い建物の周りに沢山
の人が並んでいるところにでくわしました。何だろうと思って建物の看板を見るとマダム・タッソーの蝋
人形館でした。どうやらまた反対方向に来てしまったようです。
入場料が高くあまり興味もなかったので見学はしませんでしたが、やはり蝋人形館は観光客には人気が
あるようですね。
うろうろ歩いているうちにようやくベーカーストリートに出くわしました。小説ではホームズの家はベ
ーカーストリート221番地Bとなっています。
ガイドブックによりますと小説が書かれたころべーカストリートには100番地しかなかったそうで
す。だからこそ架空の番地として221番地Bにしたのでしょうね。
通りにはシャーロックホームズ博物館があり(住所は239番地)、ここもホームズファンには人気の
スポットになっています。ワタクシもせっかくですから6ポンドの入場料を払って見学しました。
建物は狭く、1階は土産物売り場と入場券売り場になっています。博物館に入るにはいったん外に出て
警察官姿のあんちゃんが立っている小さなドアから入っていきます。2階から4階までの3フロアが博物
館になっています。
各フロアでは小説の場面を再現したり、ホームズの家を再現しているのですが、架空の人物なので実際
のものではありません。それでもファンにとっては楽しくてしょうがないのでしょうね。
博物館のすぐそばにはビートルズ・グッズを売っている店がありました。
ワタクシにはどうもこちらの方が興味深々でしたね。