ロンドン散歩行 19 ハロッズはさすがですね。
たことを思い出し、地下鉄に乗って向かいます。
日本では、飲み屋はともかくデパートのハシゴなんぞしたことがないのに海外に出ると妙にマメに動き
回るワタクシであります。
高級品には用がなく買い物も目的ではないので早速食料品売り場を散歩します。
広い売り場はたくさんのお客で溢れかえっていました。カメラで撮影しても特に注意はありませんでし
た。世界中から観光客がやってくるので鷹揚としたものなんでしょうね。 さすがは紅茶の王国ですね。紅茶売り場の充実ぶりには目を見張るものがあります。
売り場を見て回るだけで楽しかったのですが、さすがにくたびれてきたので外に出ます。
近くには回転寿司のお店がありました。駅といい目抜き通りといいロンドンの街なかに日本の寿司のお
店がこんなにたくさんあるのは予想外でしたね。
結局今日の買い物は家人への香水だけだったので自分への土産にと「行ってきましたTシャツ」を求め
てハイドパーク近くにあるハードロックカフェに行き黒いTシャツを求めます。
売り子の女の子が選んでくれたサイズが少し小さいかなあ、と思って疑念を口にすると、彼女は青い目
でジッとワタクシの目を見て“trust me”なんてことを言います。
こうなるとオジサンはもう抵抗できません。言われるままに18ポンド95ペンスを払ってTシャツを
買い求めました。
あとで来てみたらサイズはぴったりでした。
さて、買い物に思わぬ疲労が伴ったため?近くのハイドパークで休憩することにしました。
今日も朝から歩きっぱなしですし、昼食も面倒だったのでオックスフォード・ストリートのパティスリ
ーでデニッシュパンを買って歩き食いする程度でほとんどゆっくり休むことがなかったからです。
しばらくゴロンと芝生の上に横になって休んでいるとポコポコ…と耳慣れない音が近付いてきます。
見ると馬に乗った若い人たちがどんどん公園内に入ってきます。
日本では街中で馬に乗っている人を見かけることはまずありませんが、ロンドンでは警官も含めごく日
常的なのでしょうか。少なくとも公園では当たり前のようですね。
いまさらながらイギリスにやって来たのだなあとあらためて実感してしまいました。
そろそろ夕方になってきたのでいったんホテルに引き上げることにしました。ヴィクトリア駅で降りて
ブラブラとホテルに向かって歩いて行くとまた別のパブがあったのでビールを一杯だけいただきました。
まだ陽のあるうちは外で飲むほうが気持ちいいですね。
壁に架けた黒板にはこんなお知らせが…。
こんな掲示があるところを見るとたまには酔っぱらって大声を出したり近隣の迷惑になる輩もいるよう
ですね。
歩道に屯ろしても車道にはみ出さずにキチンと飲んでいる近所のパブのお客を見て、あまりお行儀のよ
いのもつまらないなあ、と思わぬ訳でもなかったのですが、ワタクシと同類の人もいるんだとわかりなん
だか少しほっとした気持ちになってしまいました。
疲れていたのでワンパイントのビールでもほろ酔いになってしまい、ホテルに戻って休憩します。