レンピッカ展を見てきました。
今朝の寒さは異常でしたね。わがマンションの周囲もみぞれのために植え込みや道路、止めてあった自動車
の屋根は真っ白になっていました。今どき雪が降るなんて・・・。まっ火山灰よりはましですけど。
昼からは天気も回復し、暖かくなってきましたので久しぶりに明るいうちの渋谷にでかけました。
109の周囲は外国人も含め相変わらずたくさんの人でにぎわってました。
今日の目的は109から文化村通りを昇っていたところにあるBunkamura ミュージアムへ展覧会を見に行く
ことでした。
ところが、通りを進んでいると、なにやら懐かしい音楽が・・・。調子のいい太鼓と鐘の音が聞こえてきます。つ
い横道にそれて音のするところへ行ってしまいました。するとパチンコ屋さんの前で女性二人男性一人の三人組
のチンドン屋さんが客寄せをやっていました。
久しぶりに見かけたチンドン屋さんに懐かしくなってしまい、声をかけて写真を撮らせてもらいました。なかな
か素敵な笑顔でしたね。
しばし演奏を楽しんだ後、パチンコはせずに今日の目的地であるBunkamura ミュージアムに急ぎます。東
急百貨店の横の建物の地下にある会場では「美しき挑発 レンピッカ展」が開催されています。
会場前のサンクンガーデンでは天気が回復したのでお茶を楽しんでいる人もいました。さすが渋谷、なかな
かおしゃれなカフェのようです。
さて、今日の展覧会の主人公であるタマラ・ド・レンピッカという女性は1920年代から活躍を始め、第二次大
戦後は忘れらていた時期も長かったようですが、独特のセクシーな画風がふたたび脚光を浴びているそうです。
ワタクシ自身も今回の展覧会の告知を見て始めって知った程度で、これまで全く存在すら知らない画家でし
た。
しかしポスターになっているこの絵を見たとたん、その独創的な絵柄に惹かれてしまい、展覧会に行こうと思
い立ち今日にいたりました。
タマラ・ド・レンピッカ (1898-1980)
の女性として活躍した彼女に多くの若い女性が共感したのかもしれませんね。
(絵葉書より:娘ギゼットをモデルにした「ピンクの服を着たギゼット」:1926年頃)
(絵葉書より:「シュジー・ソリドールの肖像」この女性も当時としては翔んでる人だったようです:1933年)
(絵葉書より:「修道院長」:1935年)
彼女は自分の美貌も芸術表現のひとつと考えていたようで、ファッションカメラマンが撮影した彼女の肖像写
真もたくさん展示されていました。
独特の画風の絵といい、彼女の肖像写真といいちょっとユニークな展覧会でした。