ロンドン散歩行 34 成田に向かいます
さて、だらだらと続けてまいりました「ロンドン散歩行」も今回で最後といたします。長々お付き合いいただきありがとうございました。
ヒースロー空港の待合ロビーは結構な人数であふれております。飛び立つ飛行機を見ていると「まだ帰りたくないなあ・・・」という気持ちがつのってきますが、サラリーマンでは贅沢はいえませんね。
たった数日間の海外滞在なのに売店で買った日本の新聞が妙に懐かしく感じてしまいました。 電子版ですので日本で売っているものとは少し感覚が違いますが食い入るように読んでしまいました。
帰りの便は午後1時45分発です。成田着は23日の午前9時10分の予定。午後1時には搭乗のアナウンスがありました。
復路は疲労もたまっているので、席が空いていると3-4人掛けの席にファーストクラス?並みに横になって眠るのですが、甘い期待は見事に裏切られ満席状態でした。エコノミー席のみなさんは同じ気持ちだったのでしょうね。
機内で落ち着いてみるとなにか気になる光景を見たような気がしました・・・。
最初は??という感じだったのですが、気がつけば、ロンドン市内では全く見かけなかったマスク姿をやたら見かけたからなのです。
どうもロンドンの人にとってはマスクをしているのはすでに「伝染病にかかった」ことをイメージさせるのでしょうか、まったく見かけませんでしたね。そのせいか滞在中は新型インフルエンザのことはすっかり忘れていました。
往路の便ではこれからの旅に期待も膨らみ、狭い機内でもあれこれ楽しみを見つけることが出来ましたが、復路の便では機内食が多少の楽しみといったところでしょうか。
コテッジ・パイというのを初めて食べました。蓋をあけるとマッシュ・ポテトがたっぷり載せてあります。その下から肉や野菜が出てました。
これもイギリス料理なのでしょうか。パイ生地はどこにも見つかりませんね。何でパイなんでしょう。 味はまあまあ・・・。
2回目の食事は肉系でした。疲労のせいかやや惰性気味で食べてしまいました。なんだか作ってくれた人に申し訳ないですね。
成田が近づいてくるにつれ、すっかり忘れていた仕事のことを思い出して現実に引き戻されそうになってしまいます。
旅は自分をリフレッシュさせる機会ですが、一方で「現実からの逃避」という部分であることも否めないですね。・・・いつか逃避行でない旅にどっぷりつかりたいものです。
今回の旅の費用です。ご参考までに。自宅を出て自宅に戻るまでにかかった費用です。お土産代は除いています。 やはりホテル代が高かったですね。
平成21年9月17日出発 9月23日帰国
航空券 英国航空 112,000円
ホテル代(5泊) 54,968円
食事代 21,415円
観光入場料代等 6,613円
国内外交通費 16,814円
合 計 215,026円
1ポンド=155.64円(両替平均レート)