松本・上諏訪②

　松本を散策した後、上諏訪に向かいます。ちょうどこの５月９日(日）は諏訪大社・下社（下諏訪）の里曳きのお祭りがあって諏訪全体にかなりの人出があったようです。ワタクシはあまり興味が湧かなかったので松本市内散策を優先したわけですね。

 

　上諏訪駅にはホームに温泉があることで有名でした。ワタクシが松本に住んでいた頃にもあったのですが、仕事で上諏訪に行くことは毎月あったのですが、車で往復していましたので駅の温泉につかる機会がありませんでした。

 

　久しぶりの上諏訪駅で温泉に入るのを楽しみにしていたのです・・・が。

 

 

 

 

・・・いつのまにかお風呂が足湯になっていました。　残念!!

 

 

 

　昭和６１年に駅構内に温泉ができたんですね。

 

 

 

 

　いろんな理由があって風呂をやめて足湯にしたのでしょうが、不届き者の盗撮とか覗きとかもその要因のひとつのようですね。

 

 

 

 

　駅を出て数分歩いて久しぶりに諏訪湖に対面です。ワタクシが居た頃は冬の「御神渡り」が一度もありませんでした。温暖化の影響なのでしょうね。この日は曇り空でしたので湖面の色もくすんだ色になっていました。

 

 

 

　湖畔にも足湯がありましたのでゆっくりつかります。心地よい風にあたり諏訪湖の雄大な景色を見ながらのんびりとつかる足湯にすっかり癒された感じがしました。

 

 

 

　さて、今回の松本・上諏訪の旅の目的は勤め先の長野県出身者の集まりがあり、松本に勤務していた縁と固定資産税を松本市に払っているため、資格を認められたらしくお声がかかったのでした。

 

　会場は湖畔に面したホテル「紅や」さんです。

 

 

 

 

　フロントで会合の場所を確認すると「・・・OB会」となっております。たしかに今回は定年退職者の集まりなんで

すが、ワタクシは一応まだ現役なんですけどね・・・。まっいいか。

 

 

 

　宴会の始まる時間より少し早めにホテルに入り、大浴場で温泉につかります。浅間温泉、足湯も入れると本日４回目の入浴であります。なんだかふやけそう・・・。

 

　宴会は６時から始まりました。懐かしい顔ばかりでしたのでなかなか楽しい宴会でした。ワタクシ以外の方は時間に制約の無い方ばかりですので、全員お泊りです。ワタクシは午後７時３０分には挨拶を済ませて上諏訪駅に戻ります。

 

 

 

　最近は東京周辺を徘徊することはしていますが、特急列車や新幹線に乗ることはまったくなかったので、今日は強行軍でしたが久しぶりの鉄路の旅を楽しめました。

 

　暗い上諏訪駅のホームに立つと学生時代のことを思い出します。あの頃は夏休みになると時刻表と周遊券を持って夜行列車（これも今死語になりつつあるのでしょうか？）に乗って全国をウロウロしていました。まだのんびりしていた時代で、夜の駅舎で眠っていても駅員が見て見ぬ振りをしてくれたこともありましたね。

　懐かしい人たちに再会したせいか昔のいろんなことを思い出した旅でした。