パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

香港散歩行 7 ヴィクトリア・ピークへ

  香港的マクドナルドで朝食を摂ったあとはやはり定番のビクトリア・ピークにご案内ということになりました。
 
  ビクトリア・ピークには、スターフェリー乗り場の前のバスターミナルから15番Cのバスに乗ってピークトラムの麓駅まで行き、ここでピーク・トラム(ケーブルカー)に乗り換えてピーク・タワーまで登って行くのが一般的のようです。 
 
 10年前にはこの順路で登っていったので、この日は隣の停留所から出発する15番(Cがつかない)のバスで直接ピーク・タワーまで行くことにしました。
 
 15番Cの方は観光客の長蛇の列が続き、満員状態で出発したようですが、15番はご覧の通り、展望のよい2階席も比較的空いていました。
  
  途中からかなり急な坂道・急カーブの道を登っていきますが、道路沿いの家並みは登れば登るほど高級そうになっていくようでした。片側1斜線の道を行き交う車も高級外車ばかりです。
 
イメージ 1
 
 30分くらいでピーク・タワーに到着です。10年前に来たときは屋上の展望台まで行かなかったのですが、今回はタワー内に入ってから、エスカレーターでどんどん上階に登っていきました。
 
 屋上の展望フロアへ出る最後のエスカレーターに乗るには25HK$払う必要があります。展望台フロアの入場料というわけですね。ちょっと高いですね。
 
 
イメージ 2
 
 屋上は「スカイテラス」と名づけられているのを後で知りました。
 
 5月の香港はもともと天候があまりよい季節ではないようです。 少し前の天気予報では5月2日から5日はずっと雨模様となっていました。なんとか雨は免れたものの、曇り空と靄がかかって九龍サイドはあまりよく見えない状態でした。100万ドルの夜景ならぬ25HK$の展望というわけですね。
 
 ただ10年前に比べると高層ビル・がずいぶん増えた感じがします。当時は海老ビル(中国銀行ビル)、蟹ビル(香港上海ナントカ銀行)が話題の高層ビルだったのですが、いまやそれよりも高いビルがごろごろある感じですね。まさに十年ひと昔という感じです。
 
 さらに細長いマンションもずいぶん増えた気がします。海側の窓からは毎晩香港の夜景が楽しめるのでしょうね。きっと高額のマンションなのでしょうね。洗濯ものはどうやって干すのかなあ、などと余計な心配をしてしまいました。
 
イメージ 3
 
 
 展望フロアは回廊式になっていて360度の展望を楽しむことが出来ます。
 
イメージ 4
 
 
 
  ピーク・トラムが登ってくるのも見えます。お寺みたいな格好の展望台は無料ですので観光客がたくさんいますね。
 
イメージ 5
 
  展望台の反対側に回ると海が見えます。香港島は島だったことをあらためて思い出しました。
 
イメージ 9
 
 
  少し霞んだビクトリア港の眺めを楽しんだ後、帰りはお客様のご希望でピーク・トラムで下ることにしました。
  もちろんオクトパス・カードが使えます。
 
イメージ 6
 
 
  下りなのですが、席は上りの方向を向いたままですので、進行方向のや向かって左側の景色を楽しもうとすると、後ろの席にいたドイツ語を話す親子のように身体をひねって後ろを向かねばなりません。これが結構つらいのです。
 
イメージ 7
 
 
  麓の駅ではこれから頂上を目指す観光客でごった返しています。朝の街中では欧米人をあまり見かけませんでしたが、さすがは人気スポット、世界中から観光客が押し寄せているようでした。
 
イメージ 8
 
  麓駅からは次の目的地を目指して、15番Cのバスでいったん中還に戻ることにしました。
 イメージ 10