パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

香港散歩行 11 ペニンシュラで●●●●を!

 汗と魚肉と八角の入り混じった臭いの蔓延する庶民の街の散策を切り上げ、スターフェリーに乗って再び九龍サイドに戻ります。
 
 天星碼頭のすぐ近くに香港で一番の格式を誇るホテル THE PENINSURA が鎮座ましましております。わずかの距離しか離れていないのに流れる空気が灣仔の路地裏とは天と地ほどの開きがあります。
 
 有名ブランドのショップがひしめくペニンシュラ・アーケードもワタクシとは無縁ですし、何千円もするアフターヌーンティーにも興味がありません。ワタクシとペニンシュラとの唯一のつながりは、香港に来るたびにこのホテルの2階にあるトイレを拝借することだけでした。(ちなみにHISで7月の一人宿泊料金をチェックすると最低でも一泊4万円を超えておりました
 
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 本日も中環でスターフェリーに乗船するときに催してきたのですが、折角ですのでペニンシュラに着くまで我慢してきました。
 
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 2階のトイレはそれほど豪華というわけではありませんが、さすがに静かで落ち着いた雰囲気ですね。
 
 便座もなく鍵が壊れているため外から開けられないように中腰になって片手を伸ばし、扉を押さえながら用足しを余儀なくされた十数年前のローマ・テルミニ駅の懐かしきトイレとは格段の差ではあります。
 
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 1階のロビーは天井も高く広々としています。初めて来たときは2階のバルコニーで生の弦楽四重奏の演奏が行われており、さすがペニンシュラと驚いたことを覚えています。
 
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 この日はアフターヌーンティーの順番を待つ観光客の行列はないようでした。最近はそれほどの人気でもないのでしょうか。
 
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 宿泊客のような顔をして(服装でシミッタレた観光客であることはバレてますね)ドアボーイの慇懃な会釈を受け、ゆったりとした足取りで外にでます。
 
 玄関にはロールス・ロイスが駐車しておりました。香港は面積あたりのロールス・ロイス保有台数が世界一多いと昔ガイドブックで読んだことがありますが、目の前に駐車しているとそんな気もしてきます。
 
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 超高級車を見ると、嫉妬から思わず釘がどこかに落ちていないか地面を探す習性のある?ワタクシでありますが、さすがに超高級ホテルの玄関にはゴミひとつ落ちておりませんでした。