パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

南青山散策

  毎日の通勤では表参道で地下鉄を乗り換えているのですが、下車することはめったにありません。そこで今日は久しぶりに表参道周辺を散歩しました。A5出口から地上に出て、青南小学校方面へ歩いていきます。このあたりは全く初めて歩く場所ですが、ワタクシには無縁の高級ブランドのお店がずらり並んでいました。
 
イメージ 1
 
 
イメージ 2イメージ 10
 
  
 
 完全なオノボリさんモードでカメラで建物を撮りながら進み、青南小学校の前で右折してしばらく歩くと今日の目的地につきます。
 
イメージ 15
 
 今日は岡本太郎記念館にやってきました。岡本太郎画伯の自宅アトリエを改装して記念館にしたものです。神奈川県に岡本太郎美術館がありますが、こちらは後日に訪ねることしてこちらにやってきました。
 
 多くの作品を展示しているわけではありませんが、自宅アトリエを改造したということで興味深く思ってやってきたのです。
 この日は「街の中の岡本太郎展」という企画展が行われていました。「応接間に飾られる小さな商品的な絵より、パブリックの場所につくるモニュメントに情熱をかけてきた(パンフレットより)」画伯の航跡をたどる小さな企画展でした。
 
 
イメージ 5
 
 入場料は600円。入場券も独特ですね。
 
イメージ 6
 
 
 
 
 靴を脱いで入場し、一階に進むといきなり岡本画伯の独特の表情の蝋人形(?)がこちらを見ているのでびっくりします。館内撮影はかまわないとのことでした。
 
イメージ 16
 
 
 
 2階にはあの太陽の塔のミニチュアが静かに展示されています。これこそ街のなかの岡本太郎の典型ですね。
 
イメージ 17
 
 
 
イメージ 18
 
 岡本画伯が実際に使っていたものなのでしょうね。解説はありませんでしたが、この部屋にはキャンバス絵がびっしりと格納されている棚がありました。
 
 
 
 
イメージ 3
 
 「グラスの底に顔があったっていいじゃないか」と画伯が出演したテレビCMを思い出しました。これも「街のなか」だったんですね。
 
 
 
イメージ 4
 
 それほど広くない庭にはたくさんのオブジェが展示されています。左の梵鐘は名古屋のアパートの近くのお寺にあったもののレプリカでしょうか。小槌でたたくと枯れた音がしました。
 
 
 
 見学し終わってからさらに東南に進むと、近くに根津美術館があることがわかりました。せっかく近くまできたのでこちらも見学することにしました。
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 
 
 根津美術館根津嘉一郎が収集したコレクションを中心に展示さていますが、この日は中国、日本の書画、骨董などを中心に展示されていました。観覧客もそれほど多くなく、涼むのにちょうどいい雰囲気でした。
 
 展示品もさることながら、都心の真ん中にこんなところがあるのと驚かされたのが中庭です。もともと根津嘉一郎の邸宅にこの美術館が建てられたのですが、それにしてもかなり広い、森のような庭でした。
 
イメージ 9
 
イメージ 19
 
 
 
 こちらは館内撮影は不可なので作品の一部をショップで買った絵葉書でご紹介します。
 
イメージ 11
                     (円山応挙の屏風絵・藤花図:重要文化財
 
 
イメージ 20
                         ( 良寛筆 大「天地」 )
 
 
 
  立て続けに日頃不慣れな空間に浸ったため、普段の調子に戻すためには・・・
 
 ・・・北千住・飲み屋横丁の入り口、朝10時から開店している「幸楽」に繰り出し、日頃のペースを取り戻します。
 
 
イメージ 12
 
 
 
イメージ 13
          イメージ 14
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 せっかく芸術の爆発に接したので、軽くに抑え汗が引くのをまって切り上げました。