南青山散策
毎日の通勤では表参道で地下鉄を乗り換えているのですが、下車することはめったにありません。そこで今日は久しぶりに表参道周辺を散歩しました。A5出口から地上に出て、青南小学校方面へ歩いていきます。このあたりは全く初めて歩く場所ですが、ワタクシには無縁の高級ブランドのお店がずらり並んでいました。
完全なオノボリさんモードでカメラで建物を撮りながら進み、青南小学校の前で右折してしばらく歩くと今日の目的地につきます。
多くの作品を展示しているわけではありませんが、自宅アトリエを改造したということで興味深く思ってやってきたのです。
この日は「街の中の岡本太郎展」という企画展が行われていました。「応接間に飾られる小さな商品的な絵より、パブリックの場所につくるモニュメントに情熱をかけてきた(パンフレットより)」画伯の航跡をたどる小さな企画展でした。
入場料は600円。入場券も独特ですね。
靴を脱いで入場し、一階に進むといきなり岡本画伯の独特の表情の蝋人形(?)がこちらを見ているのでびっくりします。館内撮影はかまわないとのことでした。
岡本画伯が実際に使っていたものなのでしょうね。解説はありませんでしたが、この部屋にはキャンバス絵がびっしりと格納されている棚がありました。
「グラスの底に顔があったっていいじゃないか」と画伯が出演したテレビCMを思い出しました。これも「街のなか」だったんですね。
それほど広くない庭にはたくさんのオブジェが展示されています。左の梵鐘は名古屋のアパートの近くのお寺にあったもののレプリカでしょうか。小槌でたたくと枯れた音がしました。
見学し終わってからさらに東南に進むと、近くに根津美術館があることがわかりました。せっかく近くまできたのでこちらも見学することにしました。
せっかく芸術の爆発に接したので、軽くに抑え汗が引くのをまって切り上げました。