横手・角館 雪中行軍の旅③
気温がかなり下がり頬が冷たくなる中で幻想的な横手公園のかまくら風景を楽しんだ後、タクシーに乗ってホテルに戻ります。
夕食をどこで食べようかネットで検索したりして検討したのですが、結局ホテルの敷地内にある「鳥九」という比較的新しそうな焼き鳥屋さんに行くことにしました。
カウンター席が7~8人。テーブル席が2席で10人くらい。合わせても20席を切りそうな、マスターとおかみさん(?)の2人切り盛りしているこじんまりとした焼き鳥屋さんです。念のため予約をしていきましたが、店に着いてまもなく満席になりましたので、大正解でした。
まずはビールで喉の渇きを潤します。かまくらの雪のような真っ白な泡に大満足。
家人は体が冷えたのかいきなり焼酎のお湯割りを注文しました。随分背の高い焼酎グラスですね。豚児は呑めないわけではないのですが、この日は温かいウーロン茶にしました。
地元の料理が食べたかったのでまずは比内地鶏鍋をいただきます。比内地鶏をいただくのは初めての経験ですが、歯ごたえがしっかりしていて味も濃かったような・・・。味オンチのワタクシにはこれ以上の表現はむずかしいです。(名古屋に住んでいたとき名古屋コーチンの良さがよくわからなかった程度ですので^^ゞ)
手狭な店内ですが、横手らしい人形が飾られ旅情をそそりますね。
このお酒をかまくらの中で熱燗で「ぐびっ」といきたかったですね。
秋田といえば「いぶりがっこ」ですね。翌日お土産で買ったのより数倍美味しかったです。どこで手に入るかおかみさんに訊いておけばよかった・・・。
若い頃はたらの白子はなんとなく気色悪くて食べられなかったのですが、東北人と結婚したことがきっかけで好物の一つになりました。東北も地味ですがいろいろな料理があって楽しめますね。
東北にきたらお酒をいただかずしては帰られませんね(誰が決めた??)。 外で降る雪のように冷ややかな豚児の視線に晒されながらもおかみさんの注いでくれた地元の「刈穂」を一杯、二杯・・・と堪能します。
母親と娘の区別がついているうち(背格好が似ているので後ろからみると間違ええることがあります)に切り上げホテルに戻ります。
再び温泉につかったあとマッサージ(整体)をたっぷり受け、明日の角館雪中行軍にそなえて早めに休みます。明日は奥羽線が動いてくれることを祈りながら・・・。
(続く)
(翌朝の鳥九。後ろの建物がホテル)