夕方の京成立石~ミツワ初訪問
昨日の土曜日、仕事で出勤しました。この日、家人は昨晩に引き続いて飲み会(最近はワタクシより高頻度ですな)、豚児上も仕事、豚児下は新入職員の飲み会(なんで休日にやるのか不思議です)のため、結局、帰宅しても誰もおらず食事もありません。
「さて夕食はどうするべい」と思案しながら電車に乗り、気がつくと酔っ払い親父のワンダーランド、京成立石駅に降り立っておりました。
人気店の宇ち多゛を目当てに昼間にこのあたりを徘徊したことは何度もあるのですが、夕方以降に訪れるのはこれが初めてでした。到着したのは午後4時半ごろでした。
土曜日の宇ち多゛は、早い時間に閉めてしまうので、商店街の路地を一本挟んだミツワを目指すと、ご覧の通りもう行列が出来ておりました。
ミツワもモツ焼き店としては宇ち多゛と並んで人気のお店でしたので、かねてから一度は行ってみたいと思っていました。
列の最後尾に並んでいたのですが、なんとか相席で席に着くことができました。店内は思っていた以上に狭く、小さな4人掛けのテーブル席が5つ、奥に座敷があります。
入り口のカウンターも座れますが、酒や肴の取り出し口みたいのものなので、常連さんが座るか、あとは席があくまでの仮の席として使っているようでした。
従業員は数えた限りでは5人。もつ焼き方のおばさん、酒・他のツマミを作る男性1人、注文を取り店を仕切るお姉さん1人、あとは若い男女の店員が1人ずつの5人です。家族経営なのでしょうか。
飛行機に乗るときワタクシは必ず "Aisle seat , please "なのですが、今日も通路側の席になりましたが、隣のお客がかなりの体格なので狭い通路に半分はみ出してしまいました。
席に着くと順番にお姉さんが最初の注文をとって行きます。最後に店に入ったワタクシは当然一番最後の注文取りとなります。その間10分近くじっと我慢していなければなりません。この分ではツマミを注文してもすぐには出てこないだろうと見当がつきましたのでビールのほかにもつ焼き、煮込み、刺身を一緒に注文しました。
しばらく待って最初にでてきたのが煮込み(270円)でした。味噌仕立てでわりとオーソドックスな味でした。お肉はボリュームたっぷりです。
ビールが空になったので、狭い店内をドタバタと動き回る若い店員に、タイミングを見て熱燗(320円)を注文。これもしばらくして持ってきてくれました。瓶ビールはケースからすぐ出せるのですが、他の種類は男性1人で作っているので少し時間がかかります。
生来はせっかちなワタクシでありますが、店員も一所懸命にやっているのが目の前でわかりますのでイライラせずに注文した品が出てくるまでじっと見守るしかありません。
うなぎもあるんですね。次回来たときに注文してみましょう。
ようやく刺し盛りが届きました。注文してから約20分後です。2・3種までの盛り合わせになります。ワタクシはミル貝、シメサバ、カンパチをいただきました。このボリュームで500円は驚きのお値段です。味も新鮮で抜群。これなら待たされる甲斐があります。
もつ焼きだけのお店と思っていたのですが、こちらも人気のようで、1時間もしないうちに売り切れてしまいました。開店時に並ばないといただけないかもしれませんね。
いよいよ残すところはモツ焼き(・・・「待つ焼き」かな?)となります。待つ間お酒が切れたのでチューハイ(320円)を注文しました。これは比較的早く届きました。割と薄味でした。もうちょっとキリッとしたところがあってもいいかな?という感じでした。
さて、もつ焼きのご登場です。まずはレバタレです。もつ焼きはどれも一皿2串で180円。斜め向かいの宇ち多゛と同じ値段ですが、ボリュームでいえばこちらの方が大きいかもしれません。レバーも堂々たるお姿でした。美味でありました。
最後はアブラタレです。これもまた濃厚な味とボリュームで親父ごころを揺さぶります。これでは「コラーゲンでお肌がもっちり」ではなく「お腹の贅肉がどっさり」付くんでしょうね。京成立石でアブラタレの存在を知って以来どうも癖になっております。