パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

京成小岩 銚子屋さんに行ってきました

  月灯さんのブログで北小岩の銚子屋さんのことを知り、早速土曜日に表敬訪問をしてきました。
 小岩というと、総武線新小岩駅周辺しかイメージがありませんでした。京成線の小岩駅を降りて周辺を歩くと意外に静かな住宅街でありました。
 
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 こんな住宅街に朝からやってる飲み屋さんがあるのかいな、と思いながら歩いていくと看板に気合の入ったお店がありました。
 
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  お店の中に入ると、お客は入って右側の小上がりに一組だけ。ワタクシはカウンターに座ります。
 
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 店内は壁いっぱいにメニューが貼ってあります。ウナギの蒲焼きに目が行ったのですが、初めてなのでまずビールをいただき、それから「あこうだいの煮魚」をお願いします。外で煮魚をいただくのは久しぶりです。
 
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  小上がりにはお店以上に年季の入った?ステレオやカラオケ装置?が場所を占めております。まだ現役なのでしょうか。
 
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 娘さんが煮魚を持ってきてくれました。ワタクシが注文したとき厨房に向かって「お父さん」と呼んでいたから娘さんなんでしょうね。
 
 出来上がるのを待っている間、厨房で大きな声でなにやら論争?がありました。
 ワタクシが「あこうだい」を美味しくいただいていると、「おかあさん」が出てきて「魚ちゃんと煮えてる?」と訊いて来ました。ちゃんと中まで煮えている、と答えると嬉しそうに厨房のお父さんに報告しています。厨房での論争はワタクシのあこうだいの煮え方についてだったのかもしれませんね。
 はっきりいってこういう暢気さというかおおらかさというか、こうした雰囲気は嫌いではありません。
 
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 濃い目の味付けの煮物にはやっぱりお酒がいいですね。
 
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  お店にはいろんな物が貼ったり架けてあります。土方歳三の写真も飾ってありましたが、どういう訳かカレンダーが数えただけで11種類!も架けてありました。
 そのくせ「土用丑の日 7月26日(月)」なんて去年のポスターも堂々と貼ってあります。このゆるさがなんともいえませんね。
 
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  2品目もお魚にしようかな、と思ったのですが↑おすすめのメニューのカキフライに横線がひいてあったのでつい注文してしまいました。
 
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 おかあさんに「日曜日もやっているの?」と尋ねると、嬉しそうに「朝7時からやってるよ。夜は10時でおしまい」と教えてくれました。朝から煮魚も出してくれるとのことでした。
 昼の散歩のあとにちょっと足を伸ばして来れるこうしたお店があると楽しくなってしまいますね。月灯さんに感謝です。