パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

北京散歩行⑧ 2日目 ささやかな夕食

  2日めの夕食をどこでいただくか・・・どこかに屋台街がないかとガイドブックをめくってみたのですが、どうもそれらしき場所が見つかりません。オリンピックのために整理されてしまったのでしょうか。
 
 いったんシャワーを浴びにホテルに戻ってからホテルの周りを少し歩いてみても、中心街のためか余計に見つかりそうもありませんでした
 
 結局大通りから外れた路地に何軒かあった庶民的な店のうち名も無い(ほんとはあるんですが忘れてしまいました)に入ってみました。観光客が入る雰囲気の店ではなさそうでした。
 
 
 
イメージ 1
 
 
 皿に盛りきりのぶっ掛け飯をかっこんでいる若い男性がいたり、食後の飲みの物で長々とおしゃべりしている若い女性同志など普段着の北京庶民が出入りしているお店のようです。
 
 
イメージ 2
 
 
  空いている席に座り、まずはビールを頼みます。 「ビール」といっても通じなかったので「ぺーちゃう」と言ったらわかったようでした。どうも北京の街中では思った以上に英語は通じないようです。「ぺーちゃう」はたしか広東語のはずなんですが、國語の発音に似てるのでしょうか。
 
 出てきたのは青島ビールでした。この店もガラスのコップがないようです。中国の庶民的なお店はガラスのコップを置いていないのでしょうか。
 
 
イメージ 3
 
 
  昼がお肉だったので野菜を食べたかったのですが、中国ではあまり生野菜は食べないようでこの店にもありませんでした。
 
 そこでキャベツの炒め物と・・・
 
イメージ 4
 
 
 
 
  ニラと豆腐の炒め物をいただきました。・・・青い野菜を食べたかったのでメニューでそれらしきものを指差し注文したらでてきたのはニラでした・・・。
 
イメージ 5
 
 
 
   1人で食べるには一皿の量が多いのですが、一品だけでは寂しいので2皿頼んだものの結構な量になってしまいました。それでも生来の貧乏性で残すのは勿体無いと頑張って頬張ります。
 
 
 御飯まで頼んだのは・・・
 
イメージ 6
 
 
 
 
 ・・・理由がありまして、ご覧の通りの唐辛子の量です。(蛹ではありませんよ!) 結構辛いので辛さを和らげるために御飯を注文したのでした。そういえばこの御飯は長粒種ではなかったですね。
 
イメージ 7
 
 
  もう満腹状態でした・・・。中国の庶民は毎日こんなに脂っこくて辛い料理食べてるんですかね。ビール1本と炒め物2皿と御飯で40元(約560円)でした。ちょっとハズレの夕食でしたがたまにはこういうこともあるでしょう。
 
 店の壁には置き引きを注意する看板がどど~んと掲げられています。細かい治安はやはりまだまだのようです。
 
 
イメージ 8
 
 
 
 食後は腹ごなしに夜の街をフラフラ散歩します。大通りのところに「秀水街」というデパートみたいなビルがあったので入ってみました。
 
 
イメージ 9
 
 この建物にはいろんな雑貨や安物の洋品などを売っている店が沢山あって、観光客にも人気のスポットでした。地下には郵便局があったので切手を買おうと思って行ってみるとドアに鍵がかかっています。
 
 中はまだ灯りがついているのでまだ営業しているのだろう、とドアノブをガチャガチャやっていたら、中にいた目つきの悪い迷彩服をきた男2人にギロリとにらまれてしまいました。
 
 あわててドアからはなれるしかありませんでした。・・・なぜならその2人は肩に黒光りする機関銃をかけていたからです。どうやら武装警察官だったようですね。あぶないあぶない・・・。
 
 一日歩き回っていたのでホテルに戻りシャワーをまた浴びて、明日の万里の長城行きにそなえて早めにベッドに入ります。                    (つづく)