久しぶり!串のないお肉!
関東地方は何とか台風の影響は最小限にとどまったようです。昨日、自宅周辺は雨はそれほどでもありませんでしたが、断続的に強風が吹き荒れ不気味な感じでした。各地で被害が出ておりますね。亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々の一日も早い快復を願ってやみません。
うかい亭は高尾の「うかい鳥山」は行ったことがあるのですが、それ以外のお店で食事をいただくのは今回が初めてでした。店内の内装は豪華でいてシックな感じのする、とてもいい気分になれそうな雰囲気でした。
ふだんは娘達も家人も嫌がるシミッタレタ居酒屋でばかりもそもそと飲食しておりますが、時折こういう結構なお店で食事をいただくこともあるのです(家族は連れて行きませんけど・・・^^)。
田園都市線 あざみ野駅を降りて、みずほ銀行のある通り・・・地図で見ると高低がわかりませんでしたが、これが傾斜のきつい坂道でお年寄りなら登るのか結構きつい坂道でした・・・を進んでいくと、坂道の頂点にあざみ野うかい亭があります。
メインがお客の目の前で焼いてくれる肉料理なので、鉄板を前にした席に案内されました。
蒸し暑いなか坂道を登ってきたのでまずは生ビールをいただきます。あとはメインの肉料理に合わせて赤ワインをいただきました。
付け出し・・・もとい・・・まず前菜は「すずきのマリネ」であります。スズキもタカハシも居酒屋ではめったに口にできないお魚です。厚めの切り身が思った以上に濃厚な味がし、冷たくて酸味が利いていてこれだけでなんだか満足してしまいそうでした。
続いて「長澤農園 長ナスのソテー~夏 トリュフの香り~」という長~い名前の皿が出されました。
それでもいい具合に焼けた長ナスとトロリとしたソースの味がなんともいえず美味であり、萎えそうな気持ち盛り立ててくれました。
夏のコースなので涼しげな料理が続きます。お次は」「冷製 貝のクリームスープ」。
むむむっ!「美味い!」としか表現できない自分の貧弱な語彙がうらめしくなります。
メインは和牛のステーキです。(写真一人前・・・ではありません。為念) この頃は赤ワインをもう結構いただいてしまい、どこの和牛だったか、忘れてしまいました。
料理人さんの巧みな話術とそれ以上に見事な肉やにんにく、野菜を焼く手さばきにしばし見とれていました。料理人さんは毎日肉を試食して、その日調理する肉の特徴・天候などを考えながら焼き方を工夫するそうです。さすがプロフェッショナルですね。
これが一人前です。塩・胡椒粒・わさびをお好みで薬味にします。全部試してみましたがそれぞれ特徴があってグッドですね。にんにくチップも鉄板の上で、それは丁寧に炒めたのでとても香ばしくて美味しかったです。
これに焼き野菜が添えられたのですが、赤ワインのせいで写真を撮るのを忘れてしまいました。
焼き具合は料理人さんにお任せしました。豚のモツばかり食べてましたからお店で牛肉をいただくのは久しぶりですね。牛肉は甘みがあることを思い出しました。(情けない・・・)
〆の食事はガーリックライス・赤だし味噌汁・香の物です。このガーリックライスもほんとに丁寧にやさしくいたわりながら作るので、べたついたところがまったくなくカリッとしています。
食事が終り、デザートになります。驚いたことにデザートは2階のカフェみたいな部屋に移動していただきます。ピアノの生演奏もなかなか素敵でしたね。弾き手も素敵でした。
ワタクシがいただいたデザートはコーヒーにマンゴー・パフェ。白桃のコンポートが人気でしたが、あまりマンゴーをいただいたことがないので注文してみました。ミントの香りも利いていてとても上品な感じに仕上がっておりました。
久しぶりに庶民派とちょっと違うお店で食事できて満足でありました。もちろん家族には内緒であります。