パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

北京散歩行⑭ 3日目 最後の夕食 前門

 北京散歩最後の夜の夕食は街がレトロ風にリニューアルされた前門大街あたりでいただくことにしました。
「前門」とは紫禁城の一番南側にあたる正陽門のことです。1490年に作られた高さ42メートルの堂々たる建造物です。明時代の建物がそのまま残っていて、明の皇帝が紫禁城に入場する際の専用の門だったそうです。
 
 
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 門の南側は昔から商業街としてにぎわっていたのですが、2007年くらいからリニューアルが進み、今ではレトロ調の街並みや路面電車が内外の観光客の人気を集めています。 
 
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  大街の両側にはレトロなデザインの建物にブランドショップが立ち並びます。買い物好きな人には楽しいエリアですね
 
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 スターバックスもご覧の通りの店構えです。
 
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 それでも一本路地に入るとゴチャゴチャした雰囲気が満載の通りになります。ワタクシはやはりこちらの方が性に合いそうですね。夕食もこのあたりのお店で食べることにしました。
 
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 食堂を物色しながら歩いていると、この中国人っぽくないアンチャンに声をかけられ、英語が通じるので彼が仕切るお店で食事することにしました。
 
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  お店の名前は「青松居」という名前のようです。店内に席はもちろんありましたが、外の席でいただくことにしました。
 商売上手な?アンちゃんは店の前を通りかかる欧米人観光客に「このお客は日本からのお客だよ」などと声をかけ、どうやらワタクシを客引きの材料にしていたようです。「津波原発事故があってもウチの店に来てくれているよ」ということなのでしょうか・・・。
 
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 まずはビールをいただきます。ここでもガラスのコップに巡りあえませんでしたね。結局北京市内ではグラスでビールは飲めずじまいでした。なんだか妙な話ではありますね。
 
 
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 一品目はにんにくの茎と肉の炒めものをいただきました。これも1人ではちょっと量が多いですね。
 
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 アンちゃんが「北京ダックを食べないか?」と勧めてきます。せっかっく北京に来たのですからが名店がどうかはともかく「北京ダック」と名のついた料理をいただくことには正直気持ちが動きました。
 しかしメニューに載った写真を見ると一人では持て余しそうな量なので「量が多すぎて1人では食べ切れない」とで断るとアンちゃんが「ハーフサイズにしてあげる」と言うので、つい注文してしまいました。
 
 ハーフサイズでも結構な量ですね。食べ方がよくわからないので写真に写っている女の子に教えてもらいながらいただきました。
 
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 とにもかくにもアンちゃんのおかげで北京最後の夜は北京ダックをゆっくりいただきながら過ごすことができました。
 ビール2本、にんにくの茎と肉の炒め物、北京ダックハーフサイズで合計123元(約1720円)はまずまずのお値段でしょうか。
 
 
 食事後大通りに戻ってぶらぶらすると暗くなって店がライトアップされ観光客も夜景を楽しんでいるようでした。
 
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 昔風にデザインされた路面電車がのんびり大通りを走っていきます。
 
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 正陽門も地味にライトアップされていました。 
 
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 ホテルへ帰る地下鉄の混んだ車内でギターを鳴らしてなにやら歌う若者のグループがいました。乗客もそれほど迷惑そうにはしていませんでしたね。ラブソングでも歌っていたのでしょうか・・・。(つづく)
 
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