パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

贔屓の引き倒しにならなければいいんですけど・・・。

 今朝(11月27日)の毎日新聞の大相撲の記事です。
 
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 大相撲九州場所もいよいよ千秋楽。白鵬が早々と優勝を決め、千秋楽の興味の中心はなんといっても稀勢の里大関昇進なるか、ということですね。
 
 これまで、大関昇進には「直近3場所を三役で計33勝」といわれ、すでに4敗の稀勢の里は千秋楽で大関琴奨菊に勝たないと33勝に達しないところにおいこまれていたわけです。
 
 ところが記事によると、三保ヶ関審判部副部長は「・・・私は33勝にこだわる必要がないと思う」とのたまわり、放駒理事長も「相撲が安定しており、一方的に負けた相撲もない」、さらには今日の琴奨菊戦については「勝つにこしたことはない」と言い放ち、事実上「今日の勝ち負けは関係ない、大関にする」と宣言したようなものですね。
 
 不祥事が続き存続の危機に晒された大相撲。九州場所も観客はガラガラ。横綱大関で日本人は琴奨菊のみであり、人気を取り戻すには日本人大関が期待されるのはわかりますが、今までのそれなりの基準を下げるのはどうなんでしょうかね。仮に今日負けて大関に昇進したとしても、稀勢の里本人が一番しっくりしないんじゃないのでしょうかねぇ。
 
 しかも、琴奨菊はまだわかりませんが、昇進した大関がことごとく横綱を目指す気があるのかわからないような体たらくですしね・・・。「安易に大関にした・・・」という印象をファンに与えるとますます客離れが進むのではと懸念します。
 
 幕内下位には元気な力士がでてきていますので、彼らが昇進してくるのを待つしかないのでしょうか・・・。