パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

ソウル散歩行⑥ 2日目 暗い中の朝食

 「飲む」「撃つ」「食う」を1日目で無事達成し、今回の旅のささやかなテーマもほぼ達成しましたので、あとは街歩きを楽しみます。
 
 ということで2日目はまず朝食を食べに出かけます。今回は食事は付いていないツアーなのですね。 もっともワタクシは朝食は外で食べるのが好きで、セットになっていてもホテルの朝食はあまり食べませんけど・・・。
 
 外はまだ真っ暗のようです。かなり寒そうです。・・・ということで完全武装ででかけます。
 
 
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 午前6時40分頃にホテルを出ます。風が強く、寒く、通りを歩く人はあまりいません。月曜日ですから通勤の人もいるかと思いましたが意外でしたね。
 
 
 今朝の朝食は地下鉄2号線で7ツ目の市庁駅まで出ていただくことにしました。
 
 ソウルの地下鉄は駅名に番号がついていいます。「208往十里」地下鉄2号線のワンシムニ駅であることを示します。
 
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 ソウルの地下鉄は落下防止のための設備が整っていますね。画像を使った表示も判り易いようです。
 
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 午前7時過ぎに市庁駅で降り 、5番出口から地上に出ます。通勤客が往来していましたがまだ外はほの暗いままです。
 
 デジカメで撮影すると明るく見えますが、実際はもっと暗かったですね。目の前の市庁舎は工事中で、工事の作業員らしき人たちが大勢出入りしていました。
 
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 暗い中で地図を頼りにお目当ての店を探します。 
 
 地図と街並みを見比べながら歩いていると、通勤途上らしき男性にいきなり日本語で「ここ、まっすぐ行くとあるよ」と声をかけられました。 
 
 確かに目的のお店は男性が行ったとおりの場所にありました。でも、なぜワタクシが日本人でこのお店をさがしてるのが判ったのか不思議でなりません。それだけウロウロ探している日本人が多い、ということなのでしょうか。
 
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 さて、ここが今日の朝食をいただくお店です。店名は「ムギョドン(武橋洞) プゴクッチプという舌を噛みそうな名前のお店です。午前7時から開店しています。ここはプゴ(干しスケトウダラ)のスープ一筋のお店なのです。
 
 店内に入り元気に「あんにょんはせよ~♪(こればっかりですね^^ゞ)」と挨拶するとお店のお姉さまも笑顔で挨拶を返してくれ、席に案内してくれます。
 
 席に着くと注文を訊くまでもなく、お皿が運ばれてきます。というのもここはメニューがプゴのスープ一品のみだからです。
 
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スープの中にはスケトウダラ、豆腐、ネギなど具沢山です。色を見ると味噌味のように見えますが、実際は12時間煮込んだ牛骨スープがベースということで、なんとも優しい味のスープです。
 
 
 スケトウダラは柔らかさの中にも歯ごたえが残っています。これがなかなか美味でありますな。
 
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 御飯の上に載せてあるのはアミでしょうか。塩味が効いています。キムチなどはテーブルに備え付けの箱にあって取り放題です。
 
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 他のお客を見ていると食べ方はいろいろです。御飯をスープの中に入れて食べている人もいるので早速真似をしていただきました。味噌汁かけ御飯みたいなものですね。
 
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 しっかり完食してお値段は6500ウォン。約450円。 
 
 2日目の朝食は満足でありまスミダ。(つづくニダ)