パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

ソウル散歩行⑨ 2日目 景福宮見学

  南大門市場のスター・バックスで休憩しながらこのあとの行動予定をおおまかにたてます。
 
 昨晩から飲み食い処、現代の観光スポットしかまわっていません。せっかく李朝の都のソウルに来ているので歴史的な見所を落としてはソウルのみなさんに失礼にあたると思い、王宮であった景福宮キョンボックン)に行くことにしました。
 
 景福宮は14世紀の終りに李王朝の創始者 李成桂 が建てた王宮です。
 
 いったんは金や清の侵入で焼失し、19世紀に再建されました。しかし日本の統治時代に、今は解体された朝鮮総督府が目の前に建てられるなど、韓国の人々にとって屈辱的な手が加えられましたが、20世紀末になって本格的な修復工事が進められたそうです。
 
 南大門市場のある会賢駅から地下鉄4号線に乗り、忠武路駅で地下鉄3号線に乗り換え北に4駅目の景福宮で降ります。
 
 地上に出る通路にも石灯籠が設置されるなど他の駅とは雰囲気が違うようです。
 
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 5番出口から地上に出るとすぐ王宮の塀が見えてきます。小さな門をくぐるともう前庭みたいな広いところに出てきました。入り口の門を見るとうしろに小さな山が見えます。ソウルの中心街からそれほど遠くないのにこんな山があるんですね。
 
 ご覧の通り天気は快晴ですが寒気はかなり厳しいものがありました・・・。
 
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 入場料は3000ウォン(約207円)。当然ながら中国の影響を受けた王宮ですので、ちょうど紫禁城を数周りも小さくしたような感じがします。入場料もそうですね。
 
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 見学しているときに大昔の軍隊の服装をした衛兵の交代式をやってました。観光客(ワタクシもその1人ですが)は大喜びです。太鼓などの打ち物とチャルメラの大きいものなどの鳴り物だけの素朴な軍楽隊の音楽に乗せた行軍もなかなか時代を感じさせます。
 チャングムやイ・サンが好きな家人もここだけはきっと興味を持ったことでしょう。
 
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 それにしても観光客の大半は日本人の女性のようです。どこにいっても日本人、特に女性グループをたくさんみかけると韓流ブームというのはほんとうなんだな、と実感します。 
 
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 それにしても寒いです。(つづく)