ソウル散歩行⑩ 2日目 広蔵市場徘徊
景福宮で古き韓国の息吹に触れた後、昼食をとる場所に移動します。移動はもちろん地下鉄です。
旅先でトイレの場所はいつも気になります。ソウルでは思っていたより公衆トイレがあちこちにありました。とくに地下鉄駅では世界共通のトイレの表示に加え、トイレまでの距離まで表示されます。
その表示も一箇所だけでなくてだんだん近づくと「あと○メートル」という表示が次々と出てきます。
それにしてもなんで5メートル刻みなんでしょうね。 よっぽど几帳面な担当者が作成したんでしょうね。緊急事態に冷や汗かきながらトイレを探している人にとってはありがたい表示であることはまちがいないでしょうが。
さて、時刻は昼過ぎになりました。昼食はちょっと離れた場所でとることにしましたが、その前に一箇所立ち寄っていくことにしました。行き先は広蔵市場。
ご覧の通りこの市場は、南大門市場とは異なり大きなアーケードで覆われた市場です。雑貨から服地からいろんなものを売っているようです。
これも売り物のようですが、値札もなし。どうやって買うんでしょうね。
う~ん、これも売り物です。飲食店ですがね。
広蔵市場といえば、何といっても観光客のお目当ては中央の通りに列を並べる屋台の数々です。
お昼過ぎの時間でしたので、地元の人も屋台でがっつり食事をしていました。
このあとに別の場所で昼食を考えていましたので、夕方にお酒でも飲みに立ち寄ろう、と ここは我慢いたしました。実質観光が本日だけですので、いくらワタクシでもそう何食も食べられるわけではございませんので。
・・・とは言うものの、ちょっとだけなら・・・ということで同じ広蔵市場のはずれにあるお店にやってまいりました。ここも狭い通路の真ん中にお店を構えております。
ご覧の通りここは韓国のり巻き(キンパ)のお店です。その名も「麻薬キンパ」。 一度食べたら病みつきになるのでこんな名前がついたとか・・・。
メニューはのり巻きだけですので、椅子に座るとすぐスープとたくわんを添えたのり巻きが出されます。プラスチックの皿にスーパーにあるようなビニールの袋をかけ、その上に盛られて出てきます。
これだとビニールを捨てれば皿を洗う必要がない、というわけですね。同じスタイルは台北の屋台でも経験があります。
スープは温かいのですが、のり巻きの方は少し冷たくなり始めていました。
酢は使っていなくて、ごまとにんじんが入っているんですね。 一人前2500ウォン(約173円)でした。
ワタクシ?・・・もちろん中毒にはなりませんでした。 (つづく)