パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

ソウル散歩行⑪ 2日目 ソウルで立ち食い・立ち呑み

  韓国庶民のエネルギー満載の広蔵市場を後にし、本日の昼食会場に向います。
 目的地はソウル中心街からちょっとはずれた新村というところです。地下鉄1号線の鐘路5街からいったんソウル駅まで戻り、2号線に乗り換えて新村駅で下車します。
 
 
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  新村には有名な延世大学があり、ソウルでも有数の学生街で知られたエリアです。流行に敏感な学生の街ですのでオシャレなカフェやショップがたくさんあるようですね。
 
 
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 ・・・ですが、ワタクシのことですので、目指すのはオシャレなエリアと反対側になります。駅を出て大きな通りを渡って少し歩き、坂になった路地を登ると・・・もう肉を焼く匂いがしてきます。
 
 はい、今日のお昼は焼肉屋さんにしました。お店の名前は「ソソモンヌンカルビチッ」
 
 これまた舌を噛みそうな名前ですが、意味は「立ち食いカルビ店」だそうです。
 
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 ご覧の通り文字通り立ち食いでカルビを食べさせるお店なんですね。しかもドラム缶がテーブル代わりになっています。
 
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 さっそく店員のお姉さまに指を一本たてて一人である旨を告げると、空いているドラム缶を示され、荷物を置くまもなく、大きな骨付きカルビが2本とにんにく・味噌・大きなししとう?にんにくがたっぷり入った付け汁がどど~んと持ってこられました。
 
 ここはメニューはカルビのみで、1人でもカルビ2本縛りがルールのようです。
 
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 肉が焼け始めるとお姉さまがでっかい鋏を持ってきて肉をジョキジョキと切ってくれます。まことにワイルドなお店であります。にんにくの付け汁も火にかけてくれ、煮え立ったにんにくを食べるように勧めてくれます。
 
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 麻薬のり巻きを食べていましたので、カルビ2本は多いなあ、と正直思ったのですが、せっかくの機会ですのでビールと焼酎を頼んでお酒の勢いで2本完食を目指します。
 
 お肉は見た目は大味そうでしたがタレによく漬け込んであり、なにより思った以上に肉質が柔らかいのでとっても美味しく、結局ペロリといただいてしましました。
 
 普段いただくカルビは薄く切った肉ばかりですので、こうした塊のような肉が出されると最初は驚いてしまいますね。
 
 
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 ワタクシが入店してからもどんどんお客が入ってきてほぼ満席状態になってしまいました。観光客にも地元の方にも人気のお店のようです。元々は大衆的な立ち呑み屋から スタートしたお店ですので庶民の味方なんでしょうね。
 
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 こちらはどうやら地元の方たちのようです。今日は平日ですが、お仕事はどうしたんでしょうね。この方達もソウル観光中なんでしょうか・・・。
 
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 満腹状態になったのでお姉さんにお勘定を頼むと、日本人とわかったのでしょう、「サンマンヨンセンエン」と日本語で教えてくれました。 カルビ2本、ビール1本、焼酎1本で34000ウォン(約2350円)。
 
 事実上2人前ですからここも嬉しいお値段でした。                           (つづく)