パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

第二次ソウル散歩行(本編②):エアアジア初搭乗

 今回の旅の目的の第一がLCCエアアジアの搭乗体験でした。
 
 最近でこそ国内線でのLCCが話題になっていますが、アジアも含め海外ではだいぶ前からLCCが普及していたようですね。ある人に言わせるとLCCのライバルは長距離バスであり、長距離バスと変わらない運賃で飛行機に乗れることをコンセプトにしているとか・・・。
 
 ひところのエアアジアでは機体に“NOW EVERYONE CAN FLY”というコピーが書かれていたそうです。それまで飛行機とは無縁だったバスの乗客に「あなたも飛行機に乗れますよ」というアピールだったのでしょうね。
 
 
 さて、成田空港第2ターミナルの出発ロビーではだだっ広い出発ロビーに各航空会社のチェックイン・カウンターがならんでいますが、エアアジアはちょっとはずれた、別の部屋がチェックインカウンターになっていました。大手のキャリアと同じカウンターでは使用料などで採算が悪化するからでしょうね、きっと。
 
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 チェックインは出発時間の3時間前から1時間前まで。
 
 ワタクシは試しに片道999円(webチェックインの際にクレジットカードで決済。搭乗日に初めてカウンターで申し出ると随分高い料金が発生します)を払って往復とも荷物を預けてみたので、どのみちチェックイン・カウンターにいかなくてはなりません。
 
 webチェックインを済まし、預ける荷物がない場合、自分でプリントした搭乗券でチェックイン・カウンターに寄ることなしに搭乗できるかは確認し忘れました。
 
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 搭乗券は普通の紙の券を発行してくれました。コストダウンを徹底している会社ではスーパーのレシートみたいな感熱紙の搭乗券もあるようですね。
 
 搭乗はスムーズに進みました。駐機料金の節約のために、バスで駐機場所まで行くのかなと思ってましたが、成田空港ではボーディング・ブリッジから搭乗しました。
 
 ワタクシは31Dという一番後ろ(=手洗いに一番近い通路側)の席を往復とも予約(=700円払いました)ましたので、前方の席の人よりも早く搭乗します。
 
 エアバスA320-200の座席は黒い革張りの席が左右3席ずつ並んでいます。革張りは一見豪華に見えますが、実際はメンテナンス等を考えるとコストは布張りの席よりコストがかからないと聞いたことがあります。31Dは一番後ろなのでリクライニングできないことは搭乗して初めて知りました。
 
 この日は土曜日のせいか、見渡す限り満席のようでした。
 
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 何かと話題になる席の前後の間隔は、確かに一般キャリアのエコノミー席に比べると狭いのですが、思っていたほどではなく、足の短いワタクシにはそれほど窮屈な感じはしませんでした。でも背の高い、足の長い人にとってはやはり狭隘という感じが出てしまうでしょうね。
 
 
 
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 成田-ソウル線はコックピットも客室も乗務員はみな日本人のようでした。CAの赤い制服はなかなかグッドでございますね。
 
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 毛布の配布もヘッドセットの配布もありませんのでなんとなく手持ち無沙汰ではありますね。席にモニターもありませんのでCAの実演による避難体制の説明を久しぶりに聞きました。
 
 離陸後水平飛行に移ると、大手キャリアならすぐに飲み物の配膳ですが、エアアジアでは社内販売が始まります。
 
 椅子のポケットに入っていた少しくたびれたメニューを見ると、思っていたほど食事などの値段は高くないようです。カップに入った日清チキンラーメン350円だったのは少し高いかも・・・。
 
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 ワタクシは空港で軽く食事をしていましたので150円の水だけ買いました。ちゃんと領収証もくれました。CAの人たちの接客態度は常に笑顔を絶やさず、大手キャリアと遜色ない、とワタクシには思えました。
 
 
 
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 成田を離陸してから2時間40分、途中少し揺れましたが無事に 大韓民国 仁川国際空港タッチダウンしました。