パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

欧州散歩行 8.ソレントにポジターノ徘徊 4月29日

 
 本日は、結果としてソ連と、もといソレントとポジターノに行ってきました。
 
 宿の人たちからは「ラヴェッロとポジターノはゆっくり見るんだったら一日では無理だよ」と言われていたので、昨日がラヴェッロ、今日がポジターノと計画しました。
 
 今朝は早く起きてアマルフィの港にでます。
 
 せっかくなのでipodに入れた曲のうちイタリア語のものから、、マリオ・デル・モナコの「帰れソレントヘ」を大音響にしてヘッドフォンで聞き入ります。アマルフィとソレントではちょっと場所がずれますが同じ半島にあるからまっいいか、と思っていたのですが・・・。
 
 バスのおでこにPOSITANOと電光掲示がでている朝9時のバスに向かったところ、もう席がひとつしかありません。
 
 そこにはイングランド(という言い方を本人はしてました)から来た若者がいたので、往路機内の恐怖の語彙不足英会話にこりずに、またひどい会話をはじめてしまいました。彼は京都に行きたいと切望してましたね。
 
 彼氏は途中で降りたのですが、そんな訳のわからない会話をしているうちに重大な勘違いをワタクシはしてしまいました。
 
 このバスはおでこにPOSIITANOという表示がでていたのをチラと見て乗り込んだので、粗忽もののワタクシは終点がPOSITANOだと思い込んでしまったのです。本当はPOSITANOのあとにSORRENTOの表示も流れていたんだと思います。
 
 終点でどっと降りる人と一緒に下りればいいんだ・・・そこはソレントでした。
 マリオ・デル・モナコのたたりだったんですね~。モナコまでつれていかれないだけましだったと考えましょう。
 
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 ソレントは2回目です。前回もちょっと街をうろうろしただけでした。今回も地図も何もないのでインフォメーションを見つけ、地図をもらい、帰りのバスの時間と切符売り場を確認します。
 
 バスの時間まで海の見える公園に行ってしばらく眺めを楽しみます。今日はヴェズービオ火山が良く見えてました。左の山です。ナポリから見る形と少し違いますね。
 
 
 さて、帰りのバスに乗ります。隣に若い、おそらく10代後半のイタリア人女性が・・・。聞くとなんとポジターノに行くというではないですか!
 
 「ぽじたーのデオリルアルトキ、オチエテクダチャイアルネ」・・・震える英語でお願いをします。すると演技ではなく(もう年金生活者はぞっこんで確信してますね)かわいい仕草でOKしてくれました。
 
 ワタクシが降りるべき停留所の一つ前で彼女が友人たちと降りたのですが、その時の仕草も、天使がbaccioしてくれるような・・・停留所の前で目が覚めました。
 
 とにもかくにも降りそこなった停留所でちゃんと降ろしてもらいました。
 
 アマルフィ海岸のポスターを見ると、最近はAmalfiよりPogitanoの写真の方が多いくらいですね。
 
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                      この写真は街の上の方を走るバスの停留所近くの場所からの写真です。
 
 
 
 
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                                           こちらは船の上からの写真です。
 
 帰りはPositanoからAmalfiまで船で帰りました。バスよりは本数が少なくちょっと高い・・・といっても8ユーロですが、これに快晴の中を乗って海岸線の景色を見ていると、アマルフィという一都市ではなくこの海岸線一帯が世界遺産に指定された理由がよくわかりました。
 
 素晴らしい景色の連続です。それで8ユーロなら断然お得ですね。
 
 天気も良く最高の世界遺産徘徊でした。