フィレンツェで墓参り
おはようございます。
フィレンツェは5月7日火曜日午前5時半頃です。こちらの時間にもだいぶ慣れてきましたが、夜は午後9時くらいにはね向くなり午前4時頃には目が覚めます。まるで老人のような生活ですね。
6日月曜日はフィレンツェ3日目ですが、いろいろとドタバタありました。
今回の旅が始まってから、必要があって自宅から予約していたホテルに日本郵便のEMSでブリットレイルパスその他を小包にして送ってもらいました。
ホテルにはあらかじめ連絡し、荷物を保管してもらうよう依頼しました。日本郵便の話では5日位で届くはずなので、現地着の4日はもう届いているはずでした。
ホテルにチェックインするとき小包を確認すると、いったん業者が持ってきたが、料金不足(税金らしい?)だったこと、本人が支払うかどうか不明のため、本人が滞在中の6日の午前中にもう一度配達される・・・とのことでした。
6日朝、ホテルのフロントに、荷物が届くときホテルにいて受け取りその場でお金を払う必要があるか確認したところ、ホテルでいったん立て替えるのであとで現金で清算してくれればいい、とのことでした。
そこでこれからでかけるが、いったん昼前にホテルに戻ってくることを伝えました。ホテルもそれでOKです。
・・・そしてお昼ちょっと前、戻ってみると・・・まだ到着しておりません。
イタリアの郵便事情が信頼できるものか不明ですが、彼の表情から察するのとワタクシの第6感では、イタリア人気質丸出しであまりあてにならないのでは・・・かつて日本からイタリアのあちこちで出した絵葉書は日本に着いてからしばらくしてまとめて届いたことを思い出しました。
そこで、彼はあちこち電話して今荷物がどこにあるのか確認しようとしています。ワタクシは日本に電話し追跡番号を家人に確認します。書留と一緒で番号で追跡できるのも高料金のひとつなのです。
入手した番号をipodで入力しフォローすると・・・日本内での移動は記録されてますが、イタリアに入ってからは見事に記録がありません。実にイタリアではありますね。日本郵便に帰ったら文句を言ってやろうと思いました、このときは・・・。
彼の方の成果は・・・要するにこちら側からは荷物にコンタクトすることができない、と気まずそうに言います。あの時気を利かしてお金を立て替えてくれていれば・・・との思いがわきあがりましたが、今となっては是非もなし、というところです。
お互いに「さて、困ったなあ」という表情で沈黙したその矢先、フロントにおっさんが段ボール箱をもってやってきました。
思わす彼もワタクシも「日本からの小包か?」と彼は正しいイタリア語、ワタクシは訳の分からないイタリア語で確認します。
配送のおっさんは怪訝な表情で伝票を出し「そうだよ。不足金を払ってほしい」と言います。早速ワタクシが現金で70.15ユーロを支払い、受け取ることができました。
★が4つも5つも並ぶようなホテルではこんなことはないのかもしれませんが、外国に物を送るのはいろいろと手間がかかるものですね。
・・・それにしてもあの追加料金はいったいなんなんでしょう。税金と書いてありますが、そんな大層なものは送っていないのですがね・・・。
とにもかくにも旅を続けるのに必要なものが揃ったので、本日は遠出をせずに市内をぶらぶらします。
そうはいってもやはりフィレンツェ、見るたびにその美しさに心打たれますね。
フィレンツェの象徴のサンタ・マリア・デル・フイオーレ大聖堂は何と言っても『すごい!』の一言に尽きますね。中に入って見学もしておきました。
右のジョットの鐘塔は最初にフィレンツェに来たとき登りましたが、息が切れしばらく動悸が止まらなくなったのでそれ以来登らないようにしています。
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノベッラ駅のすぐそばにある、サンタ・マリア・ノベッラ教会です。
入館料を取られました。ワタクシの記憶では教会に入るのは無料で付属の博物館に入るときは有料だったような気がしたのですが・・・。花の聖母教会は無料でしたけどね・・・。
ポンテ・ベッキオは外から見るとごらんの通り橋ですが、知らないで渡っていると貴金属店が回りにひしめいている商店街にしか見えませんね。
アルノ川の向こう側にある、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会・ブランカッチ礼拝堂です。ルネッサンス絵画の模範となったフレスコ画ですね。1回目のフィレンツェ以来です。家族で来たときは勇んで連れてきたのですが入れませんでした。
これらのお墓があるのがサンタ・クローチェ教会です。花の聖母教会から少し歩きます。
今日も午後は雨が降ってきました。午前中はカンカン照りだったのでイタリアの天気予報は外れる、と思ったのですが意外にあたるんですね。この頃はもう雨もあがってました。
まだ朝晩は結構涼しいですが、これから暑くなるにしたがって世界中から観光客が押し寄せるフィレンツェ。やっぱり何度来ても素敵な街ですね。