パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

はじめてのヴェネチア

 フィレンツェを朝8時30分のFreccargento(本当は「銀の矢」号ですね)で出発すると、竜巻のあったボローニャパドヴァを経て午前10時40分頃、ヴェネチア・サンタ・ルチア駅に到着します。
 
 
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 今回はユーレイル・グローバルパスを使って移動してますので、1等車に乗車。ワゴンを押しながらカメリエーレが来たので車内販売かと思ったら無料のサービスでした。お菓子とお手拭つきのコーヒーをいただきました。
 
 
 海を渡ってヴェネチア・サンタ・ルチア駅に到着。駅を出るともうそこは運河。おお、ヴェネチアに来たのだ!という感じですね。
 
駅近くのローマ広場まで少し歩き、ヴェネチアの公共交通機関である水上バス・ヴァポレットの48時間券と地図を手に入れます。
 
 ここはヴァポレットの始発停留所なのでサン・マルコ広場まで行き、ホテルを探します。
 
 ヴェネチアは美しい街とは聞いていましたが、ヴァポレットから見ているだけでも本当に美しい街ですね。
 
 
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            ヴァポレットの船内 観光客だけでなく街の人も利用するのでいつも混雑のようです

 
 ヴァポレットでサン・マルコ広場にたどりつき地図を片手にホテルを目指します。チェックイン時間には少し早かったので荷物をあずけ散歩に出発。
 
 まずは、サン・マルコ広場に戻り、あのカフェ・フローリアンで楽団の生演奏(6ユーロのチャージ)を聞きながらワインをいただきます。気分は映画「旅情」ですね~。
 
 
 

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    ワインをたのんだのですがビスケット・オリーブのおつまみがついて11ユーロ 高級店なんですね


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 観光の最初はヴァポレットに乗ってサン・マルコ広場の対岸にある島にわたり、サン・ジョルジョ教会の鐘塔からヴェネチアの全景を眺めます。
 
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 鐘塔からの眺めは絶景と言っていいくらい美しいものでした。おまけにここは穴場なのか観光客も少なく、並ばなくてもすぐ塔の上まで行けます。有料ですけど。
 
 ヴェニスの美しい町並みにため息をついたあと、いったんホテルに戻りチェックイン。
 
 ホテルから歩いてリアルト橋に向かいます。
 
 ヴェネチアの街中は狭い路地が入り組んでいて地図があるので迷うことは少ないのですが、あちこちに
 
 →Rialto や →San Marco の表示があるのでそれをたどっていけばリアルト橋かサン・マルコ広場にたどり着けるので観光客も安心です。
 
 リアルト橋は観光客でひしめき合ってました。
 
 
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 ヴェネチアといえば何ってたってアイドル(古い!いまは「あまちゃん」で母親役なのに)、もといゴンドラですね。
 
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 大運河(カナル・グランデ)あたりでもゴンドラは運行してますが、やはりこうしら路地運河?がゴンドラの活躍場所ですね。一人で乗っている客は見かけませんでした。ですのでワタクシも見るだけ。
 
 ふたたびサンマルコ広場に戻ります。
 
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 観光ついでに長い列にならんで,大熊講堂の塔をでかくしたようなサン・マルコ寺院の鐘塔の上まで登ります。この塔、1902年7月4日に突然倒れたそうです(…汗)。今の塔は1912年に再建されたとか・・・
 それはともかく列に並びますが、狭いチケット売り場に雑然と並ぶので売り場前は大混乱。途中から小学生の団体が割り込むやら、ここはインドか?と思うくらいの無秩序ぶり。
 
 係員はいたのかいないのか整理するなんて考えはまったくないようですね。これもイタリア式のようです。
 
 それはともかく、塔の上まであがると・・・
 
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 ここからの眺めもため息がでますね・・・。
 
イタリアばっかりにこんな美しい光景があるなんて、なんだか不公平だ・・・と訳の分からない気持ちがわいてくるほどです。
 
 塔を降りてから向かいの列に少し並んでサン・マルコ寺院の中も見てきました。
 
 こちらは金色のモザイクがたくさんあるのですが、建物内はちょっとすすけた感じでした。
 
 
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 すっかり観光に邁進した一日でした。