パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

ブリストルにやってきました。そろそろ疲れて町をふらふら歩くだけ・・・

 
  普段はあまり天気が良くないといわれているイギリスですが、今年のこの時期(7月上旬)のイギリスは毎日信じられないくらいの好天続きでした。気温も連日30度近くになっていました。

  欧州大陸にいる頃は異常に雨が降る日が続き、気温も低くこちらも例年にない天気だといわれていましたが、イギリスに来てからは逆に普段は曇り空で気温もそれほど高くないはずなのに、連日の晴天でまたまた日焼けをしてしまいました。これも異常気象だったようです。
 
 
 
 さて、ストラットフォード・アポン・エイヴォンで古きよきイギリスの雰囲気を味わったあと、やってまいりましたのがブリストルという地味~な町です。
 
 日本ではあまりなじみのない町かもしれません。ワタクシもブリストルのことはサッカーチームがあることくらいしか知りませんでした。
 
 したがって当初は立ち寄る予定はまったくありませんでした。
 
 ストラットフォード・アポン・エイボンの次にどこへ行こうかと考えた際に、ドーバー海峡を渡るときに一緒だったノルウェーの女子大生がブリストルを訪問することにしていたことを思い出し、どんな町なのか立ち寄ってみることにしました。
 


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 あとでわかったことですが、ここは独自の通貨を発行してイギリスでは話題になったいた都市なのですね。

 ツーリスト・インフォーメーションでもらったパンフレットには「個人事業主が多い」町と書いてありましたが、このことと関係あるのかもしれませんね。
 


 この町も海に近いためか水鳥が町中を闊歩しております。
 
 
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  宿は町の中心街からバスで15分ほどの住宅街にありました。町そのものはそれほど広いものではありませんでした。
 
  宿でチェックインをするとき、「ブリストルのことはほとんど知らない」ということを正直に宿お姉さまに伝えるのに、「ブリストルについてはブリストル・ローバースくらいしか知らない」といったところ「私はブリストル・シティのファンだよ!」と一発かまされてしまいました。両チームはライバルだったんですね。さすがサッカーの母国。

 そんなお姉さまに見どころを聞いてみると、クリフトン・サスペンション・ブリッジが人気だ、と教えてくれました。
 
 もちろん初めて聞く場所ですが、市の中心部からバスで10分くらいのところにある大きな橋だそうです。
 
 さっそく荷物を置いて行ってみることにしました。
 
 
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 バスは一日乗車券を買えば乗り放題ですのでお得ですね。イギリスに来てから結構市バスを利用するようになりました。切符といってもペラペラの感熱紙です。


 
 市内中心部からバスで10分くらいの停留所で下車し、公園の中を歩いていくと橋に出ます。かなり大きな吊り橋でした。そこからの眺めもなかなかのものです。

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 おりからの晴天続きのため、橋の下を流れる川の水はかなり干上がっていました。

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  それほど多くない観光客が橋を見に来ています。他にあまり観光スポットがないのか、結構人気があるようですね。
 
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  町中に戻ると中心街にある大学では卒業式が終わったようです。
 
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 ブリストルだけでなく他の都市の大学でもそうでしたが、中国語を話す留学生がかなり目立ちました。
 
 日本人学生はあまり留学したがらない、という話を聞いたことがありますが、このままでは英語力でももちろん、人脈の点でも彼の国に大きく水をあけられそうですね・・・。
 
 
 
 
 ふらふら町を散歩したあと、中心街のパブでビールをいただいていると、隣で飲んでいた(もちろん昼間です)アンちゃんと話がはずみました。
 
 定年になって一人旅をしていると言うと “Happy retirement!”と握手してくれました。
 
 彼は・・・どうやら失業中のようですね。そんな彼氏から観光スポットとして近くの丘の上にあるカボット・タワーという場所を教えてもらったのでさっそく行ってみることにしました。
 
 
 
 
 管理人も誰もいない塔でしたがそこからの眺めは晴天だったせいおあり素晴らしいものでした。
 
 遠くにクリフトン・サスペンション・ブリッジも見えています。
 
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 反対側は市街地が見えています。住宅街は同じような形をした家がびっしりと並んでいます。
 
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 市内をぶらぶらして宿に戻るのに2階建てバスに乗っていきました。特に何もない町ですが、それだけに普段着のイギリスの町という感じのブリストルでした。
 
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