パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

11月4日 KL(クアラルンプール)2日目

雲が少し多めでしたが、まずまずの天気のKL2日目。

宿の質素な朝食を済ませたあと、バスターミナルに7日に移動するバトゥ・パハまでの切符を買いに行きます。


鉄道のネットワークがさほど良くないアジアでは大都市はLCC(格安航空会社)で楽に移動できますが、やはり庶民に一番利用されているのは長距離バスです。

一説にはLCCの破格の料金設定は長距離バスとの競争に由来するとも言われています。

長距離バスと言っても持病があるワタクシの場合、10時間を超えるような長旅は無理ですが、ペナン→イポーの3時間程度なら対応がなんとか可能です。

バトゥ・パハはKLから3~4時間の行程。しかもそこからシンガポールまでもバスで長時間かからないようので行って見ることにしました。


小心者なので出発当日に荷物を抱えて右往左往するのはかなわないので下見も兼ねてバスターミナルに行くことにしたのです。


目指すTBSバスターミナルはもっぱらマレー半島西南部の各地への長距離バスの発着地になっています。

宿の最寄りのブキッ・ビンタン駅からモノレールでKLセントラル駅まで戻り、鉄道のKLセントラル駅まで結構歩いてKTLコミューターという電車に乗り換えます。

この駅は色んな路線が乗り入れていますので慣れないと何処が自分の行きたい路線の改札口がどれか見つけるのに時間がかかってしまいます。


しかも、首都KLのメイン駅ですから、言わば東京駅みたいなものですので電車がひっきりなしに発着するのかとホームで待っていると、いつまでたってもやって来ません。

あとで30分感覚だと分かりました。


結局、地図で見ると大した距離ではないのに接続が悪いのでバスターミナルのあるバンダル・タシク・セラタン駅まで1時間以上かかってしまいました。



駅とバスターミナルは通路で直結されていました。大きな建物で日本の地方空港よりははるかに立派です。


最初のロビーにチケットカウンターがズラリと並んでいます。方面別なのか沢山あるバス会社別の窓口かよくわかりません。

一応どの方面のチケットも取り扱っている、と書いてある窓口に並んでメモを見せて無事バトゥ・パハ行きの切符を買い
ました。昼の12時発で料金は22リンギ(約770円)


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出発ロビーは階下にあるようです。ほんとに空港並みの作りでした。


無事下見とチケットを確保したあとチャイナタウンを散歩します。

こちらもKLセントラル駅から別の路線を乗り継いでプラザ・ラキャン駅で降ります。

行き先が正しいか確認するためにホームで駅名を言って聞いてみましたが、聞かれた人はキョトンとするばかり。慣れないのでワタクシが駅名をプラザ・キャランと間違えて聞いていたのでした。外国の固有名詞は難しいですね。



帰りにチャイナタウンに寄ります。

一日中露店が出ていてとても賑やかです。

人気の冠記という店を探しましたが、あまり汚いので通り過ぎてしまいました。

日本ならさしずめ「汚な美味い店」といところでしょうか。

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メニューはワンタンミー・ドライ6.5リンギだけのようで皆同じものを食べています。

席が空くのを待っているお客もいて人気の程がうかがわれます。


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路上では甘味を売る屋台が何軒も出ています。

デザートがわりに豆腐花1.4リンギを食べてみました。

柔らかい豆腐に黒蜜がかけられています。ただし、温かい豆腐です。

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夕方、ブキッ・ビンタンのパビリオンという大規模な商業施設を散歩します。



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6階に東京ストーリートというエリアがあって日本の商品が、なかには怪しいのもありましたがたくさん販売されていました。


すき家があったので久し振りに牛丼でもと思ったら、しゃぶしゃぶやすき焼きの高級店でした。日本とは戦略が違うようです。

ダイソーは5リンギ(約150円)ショップでした。

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いったん宿に戻って一休みし、暗くなってから昨晩は雷雨に祟られたアロー街の屋台に行きます。

今日は天気もよく、屋台は沢山のお客でいっぱい。

ワタクシも日本語を操る店員に引っ張られてビールと青菜炒め、マレー風きしめん焼きそば33リンギの夕食となりました。



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