11月9日 シンガポール1日目
11月9日 今日はバスでシンガポールへ移動します。
午前11時過ぎ、定刻より少し遅れてバトゥ・パハのバスターミナルからSSインターナショナル社のバスでまずはジョホールバル(JB)に向かいます。
ガイドブックにはJBからシンガポールに向けて路線バスが出ている、イミグレーションで一旦バスを降りて出国手続き云々とありますが、あまり細かいことは記載がありません。
2時間後、雨のJBラーキン・バスターミナルに到着します。
ラーキン・バスターミナルはクアラルンプールのTBSターミナルのような立派なものではなく、小さな建物がある平場の広い駐車場でした。
周りの人に訊きまくって、やっと駐車場の一番端のシンガポールのクイーンストリート・バスターミナル行きの170番のバスに乗り込むことが出来ました。
荷物を持って下車し、順路に従って進むと出国審査所に出ます。
無事出国手続きは終わりましたが、タイ鉄道のブダン・パサール駅のホームでタイの出国手続きの隣でマレーシアの入国審査ができたような訳にはいかないようです。
さらに順路通りに進むとプラットフォームと170の表示が見えてきました。そのまま進めばプラットフォームで170番バスに乗れるということですね。
JBから乗ってきたバスでなくても170番のバスは頻発しているので、後続のバスに切符を見せれば乗車することができました。
170番のバスが雨の中大きな橋を渡って海を越えていきます。シンガポール領に入っていくようです。
入国審査に並ぶ前に入国カードを記入します。シンガポールの入国審査は陸路の場合、割と厳しいという話しを聞いたことがありました。
貧乏旅行で入国審査官から所持金が少なすぎると指摘され、僅かの日数の滞在許可しか貰えなかったという某貧乏旅行作家の話しを読んだことがありました。
幸いワタクシの場合は所持金の質問も滞在予定を尋ねられることもなく、無事30日のビザをいただけました。無事シンガポール入国です。
某作家氏はよっぽどヨレヨレの格好をしていたのでしょうか。
三たび170番のバスに乗って今度こそクイーンストリート・バスターミナルを目指します。入国手続きを終えた人がどっと押し寄せたのでバスは大混雑。乗車はできたものの中に進むことができず、前方の入り口付近で立ったままの乗車となりました。
倒れないように支えていたキャリーバッグが前の席に座っていたおじさんの足に触れ、Sorry!と声を掛けたことがきっかけでこのおじさんとの会話が始まりました。
後でわかったことですが、おじさんはシンガポール生まれのインド人でした。
最初はナニ人かよくわからず、独特の巻き舌で話しかけてくるので何を言っているのかサッパリ聞き取れませんでした。
シンガポールのイミグレーションから乗ってきたということは、マレーシアから来たということですので、てっきりマレー人がマレー語で話しているのだと思い込み、微笑み返し作戦で適当に相槌を打っていました。
彼が話しているのが英語だと気がついたのはしばらく経ってからでした。
そこから終点のバスターミナルまで、英語の上手なシンガポーリアンがきっと笑いをこらえていたであろう、おじさんの巻き舌英語とワタクシの言語障害英語との珍妙な会話が始まりました。
ざっくり言っておじさんの言ってることの3割くらいしか聞き取れませんでしたが、二人とも終始和やかに会話し、時には大声で笑いあったりしました。
それでも今夜の宿がバスターミナルから近いこと、バスターミナルからの行き方を教えて貰うことができました。
170番は路線バスなので停留所での乗り降りも多く、シンガポールのイミグレーションからバスターミナルまで40分近くかかりましたが、おじさんのおかげで退屈しないで済みました。
到着後おじさんと握手してお礼を言って別れ、行き方を教えて貰ったおかげでリトル・インディアに近い宿もすぐに見つかりました。
チェックインを済ませシャワーを浴びて落ち着いてから、イポー駅で知り合ったミセスRに電話をしてみました。
持参のガラケーから電話しましたので最初は国番号なども付けてかけて見ましたがエラーになってしまいました。
結局、局番と番号をそのまま入力したらちゃんと繋がりました。なんだかよくわかりませんね。
幸いミセスRはワタクシのことをちゃんと覚えていて明日自宅へ遊びに行くことになりました。お年なので覚えているか若干不安なところがあったのです(笑)
中では妙に艶かしい神様にも似たふっくらしたヒンズーのお坊さん?がいました。
通りにはマレーシアとはまた違うトライショーが走っています。
通り沿いの安食堂でシンガポール初の食事をしました。まだシンガポールでお金を使っていないので値段の見当がつきません。
チャパティ2枚、ひき肉のカレー、キャベツの炒め物で6ドル(約500円)。タイガービール大瓶も6ドル。やはりマレーシアに比べると幾分物価は高いようですね。
通りにはマレーシアとはまた違うトライショーが走っています。
通り沿いの安食堂でシンガポール初の食事をしました。まだシンガポールでお金を使っていないので値段の見当がつきません。
チャパティ2枚、ひき肉のカレー、キャベツの炒め物で6ドル(約500円)。タイガービール大瓶も6ドル。やはりマレーシアに比べると幾分物価は高いようですね。
シンガポールには13日まで居るつもりです。のんびりやることにしましょう。