パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

11月17日 シェム・リアップ1日目

11月17日 今日はプノンペンからバスでシェム・ リアップに移動します 。

これまでもバスでの移動はありましたが、今度は6時間かかる予定です。道路状況によってはもっとかかるかもしれません。

大腸の調子もイマイチですのでちょっと不安ではあります。

バスはこれまでの国のようにターミナルから出発するのではなくバス会社の前から出発することになっていました。

しかもこの日がカンボジアの祝日のため、バス会社のピックアップはなし、とのことでパンニャ君に頼んでバス会社まで送ってもらいます。

8時30分の出発ですが、8時ちょっと前にバス会社につきました。

会社といっても小さな事務所に女の子が二人だけ。到着して切符を見せるとここで待っていて、とのことでした。

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8時30分少し前にバスが到着します。マレーシアのような一列3人の豪華バスではなく、一応指定席ですが一列4人掛けでフロントにはぶつけた傷が生々しく残っている古いバスでした。


乗客の半分くらいが欧米人という感じです。



ワタクシの隣にはセルビア出身の美人数学教師が座りました。プノンペンに来て3ヶ月、インターナショナルスクールで数学を教えているとのことでした。

念のため確認すると数学を英語で教えているとのことでした。

従ってセルビア人ですが英語はペラペラ。どうしてヨーロッパ人はみな英語が話せるんでしょうねぇ。



彼女はシェム ・ リアップにいる友人のところに2日間だけ遊びに行くとのことでした。

途中ででお菓子を貰ったり、地図を見せてもらったり単調なバスの旅が彼女のお蔭で退屈しないで済みました。

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彼女はなかなか気が強いところのある女性でした。

出発してから4時間たっても休憩がありません。彼女が助手に確認に行くとこのまま直行すると言われてきました。

会社の女の子に確認したら1度休憩を取ると言っていた旨を彼女に伝えるとにわかに動きだし、再度助手と交渉して結局30分休憩を取らせることが出来ました。



休憩地ではトイレに行ったり食事をする乗客もいます。

これが我がバスです。かなり古い型式ですね。

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休憩後再出発した時点ですでに5時間近くが経過していました。

彼女が「あと1時間ね」というので、あと3時間はかかるのではないか、と答えました。

もともと彼女も認識していた6時間というのが正しいかどうかが問題だと言うと気の強い彼女も納得したようでした。

カンボジアには高速道路がなく、国道5号線と6号線を乗り継いでシェム ・リアップに向かいますが、途中で通る街中の道がご覧の通りの穴だらけでスピードが出せないのが実際でした。


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結局、出発してから7時間30分かかって到着です。

しかも市内中心部ではなく、かなりはずれたこのバス会社の事務所の前で乗客は全員降ろされました。ここからそれぞれが自力で中心街に向かえ、というのがバス会社の言い分でした。

乗客が降りると一斉にトゥクトゥクの運転手が客引きに来ます。


彼女はここでまたバス会社の人間に、普通は会社の責任で中心部まで送るはずだ、と食ってかかっていましたが相手にされませんでした。

さらにトゥクトゥクの運転手にも同じことを言っていましたが、運転手は困った表情を浮かべつつ、それがカンボジアのスタイルだと説明します。 


 

結局、このトゥクトゥクにワタクシとドイツ人の青年と彼女の3人で乗り込み順々に宿を回って最後にワタクシの宿に行くことになりました。

残念ながらこのあたりで彼女ともお別れです。降りるときお礼をし、旅の安全をお互いに祈り合いました。


そのあとドイツ人男性を降ろしてワタクシの宿に向かいます。。



トゥクトゥクの運転手、 ホー君がシェム・リアップでの予定を訊いてくるので「 6泊し、3日券を買って アンコール遺跡を観光するつもりだ」というと、アンコールは広いので歩きではとても無理だ、3日間チャーターで70ドルでどうだ、と言ってきます。

むろん足底腱膜炎の足では無理なのでトゥクトゥクをチャーターすることも検討に入れていました。その上ホー君の言い値がある人のブログでの値切った後の金額と同額だったので、多少高いのかもしれませんが、感じも悪くないし彼に3日間回ってもらうことにし、明朝は8時30分にホテルに迎えに来てもらうことにしました。




ホテルはパークレーンホテルを予約していました。

ここもこの値段でいいの?と思うくらい広く綺麗なホテルでした。また従業員がとても親切で色々頼んだことも快くやってくれるとても感じの良いホテルでした。


荷物を解き、シャワーを浴びて少し休憩するとあたりはもう暗くなっていましたが、散歩に出ます。

シェム・リアップの街について全くイメージが湧いていませんでしたので、まずは中心街に歩いて行きます。


どうやらプノンペンよりは明るいというか観光地化された町のようでした。

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歩くこと15分くらいでかなりネオンも賑やかな辺りにやってきました。道のあちこちにナイトマーケットのネオンがあります。ネオンに従って進むと雑貨や土産物店やマッサージ店が連なっています。こんなマーケットがいくつもありました。



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観光客に一番人気はパブストリートというカオサンをひと回り小さくしたような通りです。文字通り欧米人向けの飲食店が軒を連ねています。

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夕方ドイツ人青年がトゥクトゥクを降りたのがこの辺りのゲストハウスの前でした。

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その中の一軒の店に入りカンボジアカレーを注文します。

とてもマイルドな味のカレーでますますカンボジアの料理が好きになりそうです。

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