パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

12月5日 ルアンパバーン 1日目①

今日はハノイからラオスルアンパバーン(ルアンプラバン)に移動します。

タイ→マレーシア→シンガポールカンボジアベトナムと渡ってきて、ラオスで6カ国目になります。

ノイバイ空港まではホテルに頼んで車を用意してもらいました。料金は38万ドン(約1900円)

空港から来る時の定額料金よりはちょっと高いですが、信頼3社以外の雲助タクシーを掴むリスクを避けるためなら止むを得ないでしょう。

ノイバイ空港まで約50分。やはり遠いですね。

ノイバイ空港の建物の中は割と狭いです。現在近くに新空港を建設中です。

施工業者名を示す看板には日本の大手ゼネコンの名前が書いてありました。

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ルアンパバーン行きはベトナム航空のプロペラ機でした。ワタクシはあまり飛行機には興味がありませんが、好きな人には堪らないでしょうね。

ワタクシもYS11以来のプロペラ機です。他の乗客も珍しいのかターミナルから歩いて飛行機に乗る間、立ち止まって写真を撮る乗客が後を断ちません。ワタクシももちろんそのうちの一人です。


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ルアンパバーンまでは70分の飛行でした。ラオスに近づくに連れて山が多くなります。ラオスは山国なんですね。

ルアンパバーンも山間部の中の平地という感じでした。

到着した空港はのどかなものです。飛行機から降りて歩いてターミナルに入ります。


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入国審査も2列だけ。日本でビザをあらかじめ取っていたので簡単に済みました。
ラオスの通貨キップを持っていないので空港で10$だけ両替します。79900キップになりました。

宿まではタクシーになりますが、窓口で定額クーポンを50000キップで買います。

タクシー乗り場に行きますが、定額クーポンが使えるタクシーがどれだかわかりません。

係員らしき人にクーポンを見せ、宿の名前を言うと偶然にも同じ宿に行く人が三人いたので一緒に行くことになりました。それぞれが50000キップかかります。

車の中でどこの国の人か訊くとラオス人だといいます。

ベトナムから来たのですからwelcome to Laos と冗談を言ったらラオスに住んでるの?聞かれてしまいました。ラオス人は真面目な人が多いんですかね。



空港から宿まで20分で着きました。ビラ・チャンパという宿です。チャンパというのはラオスの国花の名前です。

宿には靴を脱いで上がります。後でわかりましたが商店でも靴を脱いで上がることが多いですね。

お寺に上がる時はかならず履物を脱ぎますので、その習慣からきているのでしょうね、きっと。




この宿を選んだ理由は目の前を托鉢の行列が通ることと、メインの通りのすぐそばという立地の良さでした。

1995年にルアンパバーン世界遺産に登録されて以来、世界中から観光客が押し寄せ、ホテルの値段も上がっているそうです。

その中ではここは一泊49$ですので、安宿は別にすれば、まずまずお手頃の価格の宿でしょう。部屋も広く、ベランダに座りながら托鉢を眺めることができます。


ワタクシがルアンパバーンに来た理由は托鉢の行列をこの目で見て見たい、というだけの単純な理由ですのでうってつけの宿というわけです。

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荷物を置いて散歩に出ます。

すぐ近くにメイン通りがあり、学校がありました。子供達が校庭で遊んでいます。

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空港で両替したお金の半分以上がタクシー代で消えましたのでATMを探します。

メイン の通りに小屋みたいな小さな建物の中にATMがあったので入ろうとすると、小屋の隣に座っていた2人の欧米人旅行者が「このATMはカードが返却されない事故が起きてるからほかのにした方がいい」とアドバイスしてくれました。

彼らにお礼を言い別のATMから500000キップを引き出します。ここもゼロが多いので心臓に悪いですが約6500円です。

国を移動した場合携帯電話のSIMカードを買い替えなければなりません。

絵葉書を買った店でどこで買えるか尋ねると、その店で売っているとのことでした。

早速SIMカードを買い、セットアップと追加チャージもやってもらって全部で10万キップ(約1300円)。これで当面の滞在準備は整いました。


宿の近くの道端で山吹色の僧服をまとった若いお坊さんが何やら作業をしていました。

タイでも町中ではそれほどお坊さんを見かけませんでしたが、こちらは町の規模からいえばかなりの数のお寺があり、お坊さんもたくさんいそうです。明日早朝の托鉢が楽しみですね。


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ちょっとくたびれたので近くのカフェで休憩。ルアンパバーンもカフェのフリーwifiはもはや常識でした。


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こちらがメイン通りのサッカリン通りです。猥雑の塊みたいなハノイの旧市街から飛んできましたので町が本当に静かに感じます。クラクションもほとんど聞こえません。それだけで気持ちが安らむ町です、ルアンパバーンは。


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