パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

12月6日 ルアンパバーン2日目①

待望の托鉢行列の見学です。宿のスタッフの話では6時半頃から宿の前を通るとのことでした。

宿を出ると目の前の道を山吹色をした僧服を纏った僧侶が大きな壺みたいな器を肩掛けしてお布施を受け取ります。

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歩いてすぐのメインの通りに出るとたくさんの観光客が見物する中、通り沿いの敷物にたくさんの信者が布のようなものを肩から掛けて行列を待っていました。

お布施をする人の中には観光客もたくさんいます。


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行列は一度にやってくるわけではなくお寺ごとなのでしょうか、間隔が開きながらやってきます。僧侶は無言で会釈もせず、淡々とお布施を器に入れてもらいます。

お布施はカオ・ニャオ(おこわ飯)や菓子などです。

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器がお布施でいっぱいになると所々に置かれた籠などに僧侶が投げ入れます。あるいは順路に籠を持って座っている貧しい子供たちに分け与えます。


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この光景を見たくてルアンパバーンにやって来ましたが、実に美しい、感動的な光景でした。





托鉢行列が終わったあと、朝食はクーポンをもらい、1枚目の写真の左側に写っている店でいただきます。道を挟んだ宿の目の前の店です。



フランスパンの大きなトーストに卵料理にコーヒーの簡単なものですが、パンがまた実に美味しいんですね。


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朝食後、少し休憩してからワット・シェーントンを見物するため、メインの通りをナイトマーケットが開かれる方向とは反対にゆるゆると歩いて行きます。

途中で小汚系食堂で名物のカオ・ソイがあるのを見つけ、いただいてしまいました。


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タイのカオ・ソイとは違うもので、ルアンパバーンなどラオス北部でしか食べられないものだそうです。辛味噌みたいなのを載せたきしめん風の麺ですね。

野菜もたっぷりついてきたので丼に入れていただきます。15000キップ(約200円)。

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再びゆるゆるとメインの通りを歩いて行くと路地から子供のお坊さんがたくさん出てきました。

なんだろうと思って路地に入ると、奥は開けていてお寺がありました。

お寺の隣に別の建物があって小僧さんが周りにたくさんいました。


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近づいてみるとここは学校みたいなのもので、しかも日本の篤志家が寄付したものだとわかりました。

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ラオスでは男子は一生に一度は僧侶にならなければならないそうですが、お寺は学校の役割を果たしているのですね。

内戦で疲弊したラオスには世界各国からの援助がありますが、日本人の個人がこうした善意をラオスに寄せていることは初めて知りました。