パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

12月11日 ビエンチャン3日目 ①

今日は旅行会社にお願いした日本語ツアーに参加します。

参加は残念ながらワタクシ一人ですので個人ガイドと車をチャーターしたようなものですね。

ガイドさんは男性で日本語はとても達者ですしユーモアもある方です。お姉さまの日本人観光客には人気がありそうなタイプです。

最初に訪れたのがメコン川近いエリアにあるワット・シーサケートです。

16世紀半ばに建立されたと言われる寺院です。

ラオスの寺院は強国のシャムや他国に何度も侵略されており、寺院なども破壊されたことが何度もあるようです。

その中でこの寺院は建物は当時の原形をとどめていると言われている寺院です。

本堂には2052体の仏像が並び、回廊に掘られた3420の小さな穴(龕)には2体ずつ仏像が収められています。

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ラオスでは曜日ごとに仏様のポーズが決まっているそうです。この図で説明をガイドさんに受けました。あとで思わぬ時にテストがあり答えられなかったり外れで落第ばかりしていました。

そのためかラオスの人は自分が何曜日に生まれたのか全員が知っているそうです。

十二支も日本と同じようですね。

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ワット・ホーパケオにはかつてエメラルド仏が安置されていましたが、シャムの侵入により奪い去られ今はバンコクのワット・プラケオに安置されています。

これで元のお寺の今のと両方とも訪れたことになります。

本堂は撮影禁止です。元々は寺院ですが、今は博物館扱いになっているようです。回廊に並ぶ仏像にはシャムに侵略された時にできたと伝えられる傷のあるものもあります。



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黄金色の塔のタート・ルアンはその中に仏陀の骨が収められているといわれています。

ビエンチャンのシンボルであるだけでなくラオスを象徴する建物ですね。

ガイドさんによるとやはり破壊されたり落雷によって壊れたり数奇な運命をもった塔のようです。

塔の中には入れませんが回廊の中までは入れ、塔の周囲をぐるりと歩くことができます。

お祭りの時は全国から僧侶が集まって早大な祭礼が行われるそうです。


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パトゥーサイにももう一度行きました。一昨日は足を痛めないように慎重に歩いて行きましたが、やはり車は楽ですね。


パトゥーサイを下から覗いたところです。ヒンズー教の神様みたいですね。ガイドさんに確認するのを忘れました。インドのラーマヤーナあたりの話かもしれません。


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今回はガイドさんと一緒に中に入り階段を登っていきます。

途中階にお土産屋さんがあるのでびっくり。ワタクシは昨年登らなかったのですが、パリの凱旋門も同じなのでしょうか。


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頂上からの眺めです。こちらはメコン川に向かう方向です。

一部の例外を除き法律でパトゥーサイより高い建物は建てられないそうです。



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反対側の眺め。下の公園が整備されたのはそれほど昔ではないとのことでした。

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ガイドさんによると、ビエンチャンに住んでいる人はあまりパトゥーサイには来ないそうです。

地方から上京した人を案内する時ぐらいだそうです。なんだか東京タワーみたいですね。