12月24日 バラナシ 2日目②
12月23日の夕方にバラナシに到着し、その日の夜にボートによるガート観光⇔24日夜明け前からのボートによるガート観光→バラナシ市内観光→サルナート観光→アーユルヴェーダ―体験…とこの2日間休む暇もなく観光してきました。
その結果、自分の足で街なかを全く歩いていないため、ホテルが街のどのあたりに位置するのか、ホテルの周りはどんなになっているのかすらわからない状態でした。
そこでサルナート観光から帰ってきてから少し街歩きをします。ただその時はカメラもiPodも持たず手ぶらででっかてしまいました。
地図を見ながら歩いてみてようやく自分の泊まっている宿( HOTEL HERITAGE INN )がガンジス河の82ヶ所のガートの中でも南端に近いジャンキー・ガートまたはシバラ・ガートに近いことがかりました。
宿を出たすぐにある比較的大きなソナルプラ・ロードを北に歩いていきます。メインガートであるダシャーシュワメード・ガートの方向に歩いてきます。
道は通行人と自動車とバイクとリキシャとオートリキシャ・・・そしてあちこちでたむろしている牛で大混雑しています。
道はでこぼこでゴミはあちこちに散らかり、ぬかるみでは立小便する大人がたくさん・・・そして牛の糞がこれまたたくさん落ちている・・・不思議なことにそんな汚い道なのに臭くないのです。
「臭くない」・・・のではなくてどうやら興奮のあまり嗅覚が一時的におかしくなったようでした。
そんな汚い道をひたすら北に歩いていくとメインガートに近いあたりでひときわ人混みがひどくなってきました。
どうやらヒンズー教のお祭りがあるらしく行列が道を占拠しています。
インド人をかき分け列の先頭の方に出ると大きな象が2頭列の先頭をのっしのっしと歩いておりました。
このときは「カメラを持ってくるんだった!」と思いましたが、あとから思い返してみると却ってカメラがないほうが、脳裏に光景を焼きつけることができたような気がしますね。
まだ自分の足でガートも歩いていないのに街なかをちょっと歩いただけで興奮しまくってしまい、バラナシにしばらく滞在してもよさそうだ・・・と思い始めていました。
夜になってからまた散歩に出てみました。
街の照明はそれほど明るくなく、宿の前の路地もこんな感じです。右側に照らされているのが宿です。
夕方散歩いたソナルプラ・ロードを今度はカメラを持って散歩してみました。
多少人通りは少なくなりましたが、昼間同様クラクションの音がかなりうるさいです。
それでも昼間に見せる表情とまた違って夜の街も興味深いものがありますね。
道の周りには商店なのか、人の棲家なのかよくわからない建物…掘立小屋みたいなものが結構あります。
道端では魚を売っていました。ガンジス河で獲れた魚なのでしょう。
最初こ見かけたとき、こはなんだろう?と思いました。まるでこそこそと闇で何かを買っているようでした。
よく見るとWINE SHOPと書いてありました。
店が閉まっているのに無理やり買っているのではなく、昼間見てもやはり檻は閉まったままでした。バラナシではお酒はあまり堂々と店を開いて売れるような状況ではないようです。
ちょっと歩いただけで日本とはあまりに違う光景ばかり・・・ますますバラナシへの興味が湧いてきます。