12月26日~12月30日 バラナシ 4日目~8日目②
大通り沿いには小食を食べさせる屋台の店が並んでいます。
小麦粉を油で揚げ、カレーで食べさせる屋台・・・
カレーも辛すぎず、小腹を満たすにはちょうどいいスナックです。一皿10ルピー(18円)
この店で食べていると一緒の店で食べていたリキシャワラー(人力車)の車夫が声をかけてきました。
ちょうど足も痛くなっていたところでした。ダシャシュワメード・ガートから宿まで値段を尋ねると60ルピーと言います。30ルピーに値切るとウンとは言わず、そのかわり50ルピー(90円)に下げてきました。宿までは混み合った道ですので歩くと道ですので30分以上はかかりそうです。
そこから交渉してもなかなか下がりません。どうもワタクシはこういう値切り交渉が下手なようです。結局50ルピーで妥結です。
カレーを食べながらの交渉がまとまると車夫が手を洗います。
メインガート近くのエリアは人も混雑していて午前9時以降はリキシャの乗り入れは不可だそうで、リキシャを留めておくこともできません。少し歩いたところにリキシャを置いてあるのでそこまで一緒に歩きます。
50ルピーは多分相場よりは高いのだろうなあ、と思いつつコルカタでは乗らなかったリキシャに一度は乗ってみたかったのでよしとすることにしました。
ワタクシより小柄で足も手も細く、おそらく年齢もワタクシより上かもしれない、ターバンを巻いたこの車夫・・・。
自転車をこぎ始めると意外な力でづんづん進んでいきます。やはり生活がかかっている人は力強いようです。
同じ道を進んでも歩くのとリキシャに乗って進むのでは眺めが違います。
渋滞にぶつかりリキシ同士の先陣争いになると、このか細い車夫が、どこからこんな声が出るのかと思うような大声で他のリキシャマンを恫喝します。他のリキシャマンも負けずに大声を張り上げ威嚇します。…後ろに座ったワタクシはただただあっけにとられるだけ…。
無事リキシャ体験搭乗も終わり、いったん宿に戻った後、昼食はターリー(定食)をいただきます。
たまたま同じ店に日本人男性がいたので声をかけしばらく談笑しながら食事をいただきます。
日本人と話すのはビエンチャンの75歳の旅の大先輩と話して以来なので楽しかった・・・。やはり心置きなく自国語を話せるというのは気持ちがいいですね。
チャイもつけてもらってこのターリーのお値段は180ルピー(320円)。定食はやはりお得のようです。
(つづく)