パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

新潟小旅行② 長岡・摂田屋地区を散歩してきました

 新潟旅行の2日目は、昨日も行った「ぽんしゅ館」からスタートします。
 
 まずは新潟県の名産のお土産を買い込みます。
 
 そして朝からではありますが、今日に日延べした新潟の地酒の試飲コーナーに向かいます。
 
 
 
 
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 受付で500円を払い、メダルを5個とお猪口を受け取ります。
 
 たくさんの地酒の中から5種類選んでいただきます。中には知っている銘柄もありましたがほとんどが初お目見え。辛口のお酒が多かったですね。
 
 甘口で香りが高い純米酒が好みの看守長はやや不機嫌であります。くわばらくわばら・・・。
 
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 キュウリを1本100円で売っている以外にツマミはありません。ただ「日本酒にある塩」がたくさんおいてありました。血圧が上がりそう・・・。
 
 
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 お土産の発送も終わり、試飲で楽しんだ後、本日の目的地の長岡に向かいます。
 
 上越新幹線ですと新潟から東京へ戻る形になります。
 
 そもそもなぜ今回長岡を訪れることになったかと申しますと、家内が実家の仙台に帰るときに東北新幹線の車内誌で長岡市の摂田屋地区の記事を読み、そこに行きたいと言い出したからであります。
 
 とくに表紙にも掲載された「機那サフラン酒本舗」の鏝絵蔵(こてえぐら)を見たいと熱望したのでした。それほど旅好きでない看守長としては珍しいことでありました。
 
 
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 それまで摂田屋地区のことも、鏝絵蔵のことも全く知りませんでしたが、調べてみると古い建物が残っている醸造の町であることがわかりました。
 
 昨日に引き続きあいにくの雨でしたが、長岡からタクシーで15分程度でまず鏝絵蔵に向かいます。
 
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 これが蔵の全体像です。地元の人に尋ねるともう蔵としては使っていないようでした。
 
 漆喰づくりの蔵ですが、扉に施された鏝絵は色も鮮やかでなかなか見事なものでした。
 
 天気がいいともっと色が映えるのでしょうね。
 
 
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 すぐ隣の母屋のサフラン酒本舗の建物もなかなか風格があります。
 
 週に3回くらいしか営業していない、ということでこの日はお休みでした。最寄の宮内駅の近くの酒屋さんでサフラン酒が手に入るとのことでしたが、結局買いませんでした。多分薬用のお酒なんでしょうね。
 
 
 
 
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 雨の中の平日ということで観光客はみかけません。
 
 通行人にもであいません。なんだか不思議な感じを持ちながら長岡駅の観光案内所で貰った地区の地図を見ながら散歩します。
 
 
 
 
 すると大きな木に囲まれたお寺に出くわしました。
 
 お寺の名前は光福寺。幕末の歴史好きの方なら先刻ご承知なのでしょうが、長岡藩が河井継之助の指揮のもと官軍と戦った北越戦争の本陣がこのお寺にありました。
 
 
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 河井継之助のことは司馬遼太郎の「峠」で読んでいたにも関わらず、お寺の案内板を読むまでここが北越戦争の重要な拠点であったことに全く気が付きませんでした。
 
 いかにいい加減に読んでいたかがわかりますね。
 
 
 
 
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 光福寺のあと味噌製造の「星野本店」、醤油製造の「越のむらさき」などを見学しお土産を買い込みます。
 
 
 吉乃川酒造の資料館 瓢亭に到着したのが午後1時少し前でした。
 
 ここは予約をすると無料で試飲できることに目がくらんでくることにしていたのです。
 
 ここでも10種類くらいのお酒をいただき、調子に乗ってお酒の土産をしこたま買い込んでしまいました。
 
 
 
 
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 このあといったん長岡に戻って食事をしたあと上越新幹線で戻りました。
 
 なんだか日本酒ばかり飲んでいた2日間でしたね。
 
 
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 これはとりあえず手荷物で持ち帰ったお土産です。これ以外に宅急便でひと箱届くことになっていました。
 
 酒と醤油と「酒びたし」・・・
 
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これだけ大量に土産を買うのは過去にはあまりないのですが、看守長もこの旅行が気に入ったようでした。
 
 これで仮釈放になりそうです。
 
  朱美ちゃんの気持ちがよくわかります。「スミマセン モウシマセン スミマセン モウシマセン・・・」