パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

向島百花園に行ってきました

 雲が広がる27日日曜日、「向島百花園」に行ってきました。

 前日土曜日に放映されたテレビ東京の「アド街ック天国」が向島地区を特集しており、番組内で「向島百花園で今は萩が盛り」と言っていたのをたまたま看守長が観て、突然「明日行きたい」と言い出したのであります。

 草花の知識はほとんどないワタクシでありますが、模範囚としては嫌も応もなく同行せざるを得なかったの訳であります。



 翌日、東武線の東向島の駅を降りてから歩いて約10分くらいで向島百花園に到着しました。

 ワタクシも初めての訪問でした。入口では少し列ができていました。

 前日の番組の影響なのか普段でもこんなものかはわかりませんでしたが思っていたよりは多いなあ、という感じでした。


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 入場料は格安で大人150円でした。

 いただいたパンフレットによると、「向島百花園は江戸時代の文化文政期(1804年~1830年)に、骨董商を営んでいた佐原鞠塢(きくう)という人が、交遊のあった江戸の文人墨客の協力を得て、花の咲く草木鑑賞を中心とした花園として開園されたもので、唯一現代に残る江戸時代の花園」だそうです。
 開園当初は梅が中心でしたが、その後詩経万葉集など中国・日本の古典に詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花が咲くようになったそうです。

 前日のTV番組はよく見ていなかったワタクシは、中に入る前、「百花園」というくらいだから、いわゆるお花畑があるのかな、と想像していましたが、ご覧のとおり、一見すると森みたいなところでした。

 花と言っても「花木」が植えられているんですね。

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 たしかに萩のトンネルがありましたが、TV番組撮影時は盛りだったのかもしれませんが、今日はもう終わりの時期のようでした。


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 パンフレットによると、今の時期はホオズキ秋の七草ナンバンギセルキンミズヒキ等々が見ごろとありました。実際いろんな小さ目の花が咲いていましたが、ワタクシにはさっぱり・・・

 華道師範の資格を持つ看守長は花木の名前をよく知っていましたが、ワタクシには花というよりはなんだか雑木林の中を歩いているような気がする場所でした。

 とはいうものの、それはそれで気持ちが落ち着く場所であることは間違いありません。

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 竹林に近づくのも久しぶりです。


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 あの背の高い竹がタケノコから伸びてきたことがわかる皮が残ってました。こんなのを見るのは初めてでした。


 向島といえば現代のタケノコ、スカイツリーがすぐそば。園内からもこんな風に眺められました。


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 夜はお月見の宴が催される、とのことでしたが、ワタクシたちがいた日中は今にも雨が降りそうな曇り空でしたが、よく見えたのでしょうか・・・。