ヤンゴン散歩④ 広島の市電がヤンゴンを走ります
タイミングが合えば乗ってみたいな、とは思っていましたが、運行本数が多くなさそうなのでそれほど期待はしていませんでした。
実際、ゲストハウスのオーナーに訊くと、自分もニュースは知っていたがまだ乗ったことはない、ということで市民への浸透度はまだこれからのようでした。
それでもオーナーから停留所の場所を教えてもらい、駄目もとで散歩がてら停留所に歩いていくと・・・ありました。なんだか相当旧式な路面電車が止まっておりました。
中に入ってみると乗客がすでに座っていました。
声をかけて(実際はデジカメを見せてフォト・オーケー?と言っただけ)写真を撮らせてもらうとご覧のとおりにっこり微笑んでくれました。ありがたいですね。
車内の掲示は日本で使っていた頃のままのようです。
実際の料金は片道100Ks(10円)です。なんだか昔に戻ったみたいな値段ですね。
広島から来たと報道されていましたが、この車両はもともとは大阪だったんですね。三度目のお勤めということになりますね。
ニュースで放映されていたのはもう少し新しい型の車両だったようです。複数台が日本から来ているようですね。
運転席の表示には赤いマジックで英語で表記が付け加えてありました。
車掌さんに100Ks札を払うとこの切符をくれました。なんだか検眼の記号みたいなのがたくさん並んでいるような・・・
運転中の車内の様子です
線路の上にトラックが停車していて進めなくなってしまいました。
トラムのクラクションをしばらく鳴らしていると、どこからか運転手が現れてきてトラックを動かして進むことができました。
こういうユルさがなんとも楽しいですね。