パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

ヤンゴン散歩⑤ でっかい寝釈迦像

 ヤンゴンの観光名所のひとつにチャウッタージー・パヤーという仏塔があります。

 ここは仏塔よりも巨大な寝釈迦仏が有名で、ミャンマー観光のパンフレットにもよく使われているようです。

 ここもチャイナタウンから少し離れているのでタクシーを捕まえて向かいます。
 
 タクシーの運ちゃんに行先を告げるのに「チャウッタージー・パヤー」といってもビルマ語の発音とは全く違うようで通じませんでした。

 そこでガイドブックの写真を見せて「リクライニング・ブッダ・・・」と言うとわかったようでした。

 運ちゃんは英語があまり話せませんので、写真を見て合点したのかもしれませんね。

 彼らは数字だけは英語が通じます。ただ、発音が結構すごいです。
 たとえば three thousand は、何回聞いても「トリータウザンド」と聞こえてしまいます。

 運ちゃんと料金交渉しているとこちらの発音もだんだんおかしくなってしまいます。
 
 
 ロンジーをまとった運ちゃんはサンダルよりは裸足のほうが運転しやすいようですね。


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 タクシーでいきなり寝釈迦仏のある建物に着けてもらったので、結局仏塔のほうは見ずじまいでしたが、寝釈迦仏は見事なものでした。


 全長70m、高さ17mの巨大なお釈迦様で、白塗りにおメメパッチリ、真っ赤な唇は何ともなまめかしい・・・もとい、実にありがたいお姿であります。


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 それほど古いものではないようですが、とにかくその大きさには圧倒されます。

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 まつ毛の長さはどのくらいあるんでしょうね。

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 巨大な足の裏には黄金色で仏教の宇宙観が描かれているようですが、もちろん全然わかりません。

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 地元の人がお釈迦様の前でお経をあげていました。動画ではわかりにくいかもしれませんが、鳥の声が聞こえるのはお釈迦様の鼻の穴の中が鳥たちの格好の休憩場になっているからでした。

 大きな鼻の穴を出入りしている鳥たちを見ているとお釈迦様の慈悲深さがわかるような気がします。






 傍らの小部屋にはミニチュアのお釈迦様の像がありました。全体像はこんな感じなんですね。

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 ヤンゴンの仏像の光背は電飾のものが多いようです。シュエダゴン・パヤーでもそうでした。


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 寝釈迦仏の安置された建物から見た風景です。

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 近くの僧坊でしょうか、お釈迦様のご加護で猫もこのありさまでした。

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