パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

プーリア州散歩行 ⑯オストゥーニ旧市街散策その1

B&BのオーナーのRoccoさんが引き揚げたあと、荷物を整理してから散歩にでかけます。Ostuniには2泊しますので服もバックパックから出して押入れに入れて整理します。

まずはリベルタ広場に行き、ツーリスト・インフォーメーションに行って地図を貰います。その地図には旧市街全景を楽しめる絶景ポイントがプロットされていましたのでまずはそこへ行ってみました。広場から歩いても数分のところでした。


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Citta Bianca の名の通り外から見ても建物の壁の白さが印象的ですね。冷たい空気の中に聳え立つ一つのお城あるいは砦みたいだな、というのが最初の感想でした。

街の向こうには海が見えます。アドリア海ですね。

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全景を堪能したあとは地図を見ながら旧市街の中に入っていきます。

リベルタ広場からカテドラーレ通りの緩い坂道を登っていきます。周りには白い壁の建物が続きます。


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雨が降ったらしく石畳の道が濡れています。アルベロベッロで滑って転び、腰をしたたか打ったので注意しながらゆっくり歩いて行きます。

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この小さなトンネルを抜けるとカテドラルがありました。扉は開いていませんでしたので内部の見学はまた後ですることにします。たぶんこの辺りが旧市街の一番高いところになっているはずでした。

ちょっと先に行くと行き止まりであとは階段の下り坂があちこちにつながっているようでした。

小さな路地に入るとそこから雄大アドリア海の眺めを楽しむことができました。

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チステルニーノで買って残ったパンとハムで腹ごなしをします。

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これまで散歩してきた街同様に、ここもシーズンオフで観光客らしき人はあまり見かけませんでした。そんななかで珍しいことにカテドラルの近くで3人連れの日本人にすれ違いました。

聴くとはなしに聞こえてきた3人の会話から判断すると、どうやらご夫婦の旅行者を日本人ガイドさんが案内しているようでした。

しょぼいハムサンドを外で立ち食いしているワタクシに比べ、ずいぶんリッチな旅をされているのだなあ、と羨ましく思ったとたん、足を滑らせてスッテンコロリ。

近くの家からたまたま顔を出していた地元の人が思わず叫び声を上げるほどの見事な?転び方でした。
幸いケガはありませんでしたが、ベトナム製の携帯のウインドウにヒビが入ってしまいました。

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どうも卑しい気持ちになるとロクなことにならないようで、ここでいったん下界に降りることにして宿に戻り休憩します。

しばらくして、Roccoさんに教えてもらったスーパーに買い出しに行き、夕食用に諸食料品とワインを買います。

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午後遅くなると天気が悪くなり雨模様になってきました。どうもここ数日は午前中は天気がいいのですが午後になると天気が崩れる日が続いているようです。

夕方から午後は部屋でのんびりすることにしました。

夕食用に買ったワインはロコロトンド産のワインです。ロコロトンドは朝散歩したのでワインを買うチャンスがなかったのですが、オストゥーニのスーパーでやっと巡り合えたわけです。

この宿にはワイングラスや食器がそろっていました。それまでは部屋食の時コップがないときは歯磨き用のコップで飲んだりしてました。やはりワイングラスで飲むと味が良くなり…なるような気がしますね。

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食後テレビを見てのんびりしているとRoccoさんがやってきました。
チェックインの時に言っていたコーヒーの粉を補充しに来てくれたのでした。ついでにエスプレッソマシーンでコーヒーの淹れ方を教えてくれました。

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コーヒーの粉はたっぷり持ってきてくれましたので滞在している間なんども美味しいエスプレッソコーヒーを楽しむことができました。