パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

プーリア州散歩行 ⑳日本帰国

(この記事は1月10日から1月21日までのイタリア旅行の記事です)

1月20日(金)

いよいよ旅も終わりとなり、バーリ中央駅からバーリ国際空港まで戻ります。

空港に向かう鉄道のホームの右上には9日前に、右往左往しながらマテーラに向かった鉄道のホームが見えます。

たった9日間の旅だったのですが、こうして旅の出発地に戻ってみると、なんだか結構長かったような感じがしますね。

それだけいろんなことがあった、ということなのでしょうか。

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この日のフライト予定は、

15時30分 バーリ発
19時35分 イスタンブール

翌1月21日(土)になって

02時25分 イスタンブール
19時35分 成田着
(いずれも現地時間)

というものでした。

バーリ空港には昼過ぎに着いたためチェックインはまだ始まっていません。空港職員に尋ねると、定刻3時間前にチェックイン開始…と言ってましたが、イタリアのこと、どうせ時間通りには始まらないだろうと思っていました。

案の定チェックインがスタートしたのは定刻2時間半前のきっかり午後1時からでした。

チェックインを終わり搭乗口に移動して外を見るとまた雨が降っていました。

今回の旅は出発前にヨーロッパが大雪に見舞われ、滞在中のイタリアでは大雪に地震、それに移動中の小さな街では午後に雨が降ってばかりいました。そうした天候の悪さを象徴するような雨がワタクシを見送ってくれたようです。


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イスタンブールまでの路線はかなり込み合っていました。バーリとイスタンブールを結ぶ路線は1日に1便しかないせいなのでしょうね。

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バーリとイスタンブールにも時差があり、もう時間の感覚が混乱してきましたが、出された機内食だけはしっかりいただいておきました。

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ほぼ定刻どおりイスタンブール空港に到着します。

空港のはずれに停機し、バスでターミナルに向かいます。

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往路よりは短いものの、午後8時前にイスタンブールに到着しても、成田行は午前2時20分の出発ですので6時間近く空港内で待っていなければなりません。

もうだいぶくたびれてきて、往路同様いったんトルコに入国する、なんてことはつゆほども思うことなく空港内をうろうろしていました。

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もちろんガソリンの補給は欠かせませんね。

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空港内にはパキスタン中央アジアの諸国と思われるムスリムのツアー客をかなり見かけました。国ごとに同じ旅行会社のカバンをしっかり肩からかけていました。

広い空港のあちこちで乗り換え便待ちの乗客が眠っている姿を見かけました。その大半がやはり白い装束のムスリムのようでした。

巡礼の人たちなのでしょうか…。

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ワタクシは一人旅なので、寝過ごすわけにもいかないのでボーッとしながら定刻まで時間をつぶし、無事成田便に搭乗です。

午前2時過ぎの搭乗なのに、律儀に食事が出るんですね~。よせばいいのに貧乏症のワタクシはしっかりいただいてしまいます。


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食後はしばらく機内の灯りも落とされましたが、うつらうつらするだけでしっかり眠ることはできませんでした。

実は離陸前、多少空席があり、ワタクシの4人掛けの席にワタクシ一人だったので、「これはファーストクラス並みに(経験はありませんが…)体を伸ばして眠れる」と思ったのですが、水平飛行に移ったとたんに前の方から席を移って来た不届きものがいたため、結局普通に座っていてあまり眠ることはできませんでした。

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とにもかくにも、雪、雨に見舞われ、地震がかすった南イタリアでしたが、無事午後8時前には成田に到着し、帰国とあいなりました。

今回の旅行でかかった費用(成田空港出発から帰国まで)は以下のとおりであります。

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宿をもう少し安いのにすればもっと節約できたのですが、スイスでドミに懲りたので一応日本のビジネスホテル並みの料金をめどにしたため結構かかってしまいましたね。

食費もレストランで食べずに、食料品店でそろえるだけでしたら半分以下におさまったでしょうね。

あまりお土産を買うタイプではないのですが、今回はチーズを除き、結構職場や地域の皆様にお土産を買ってきました。

現地交通費のうち大半がマテーラからアルベロベッロのタクシーですので、バスや鉄道だけなら3000円前後で済んだかもしれませんね。

ということは、航空券はともかく、工夫すればもっとお手頃な値段でできた旅だったかもしれません。



だらだらと続けてまいりましたが、プーリア州の旅を最後までお付き合いいただきありがとうございました。


さあ、次はどこさいぐだ?