パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

「④成田空港一泊ツアー・バルセロナ観光付き」  とにかくバルセロナに着きました

(この記事は2018年1月22日から27日のバルセロナ弾丸ツアーの記録です)

1月23日(火)続きです。

12時間の飛行のうえ、やっとこさドバイ国際空港に到着しました。

ドバイの空港は近代的でかなり大きい空港とは聞いていました。しかしどういう訳かタッチダウンしてからかなりの時間のタクシングをしてから、空港のはずれに停止したようです。

イメージ 1


しばらくするとバスがやってきました。…

疲れた体に鞭打ってバスに乗り込みます。ずいぶん待たされた後、ようやくバスは動き始めました。

ところがこのバスがなかなか目的地に着きません。今まで国内も含めバスで空港ビルに移動したことは何度もありますが、かつてないほどの時間がかかります。

最初はみな疲れていたので何も言いませんでしたが、しばらくするとバスの中のあちこちから「長いね…」「いったいどこまで行くの…?」などと訝るつぶやきが聞こえてきます。

ワタクシたちも「このままバルセロナまで行くのかな?」などと笑えない冗談を言っておりました。

正確な時間は測っていませんが、おそらく10分近く、もしかしたらそれ以上かかってやっと空港ビルのどこかの出入り口に駐車しました。



バスを降りてすぐ、バルセロナ行きの搭乗口を確認し、Connectionの表示にしたがって建物内を進んでいきます。

手荷物検査を済ませて、免税店がたくさん並んでいるフロアに出たとたん、お墓の中の死者も目を覚ましそうな甲高い声の大音響が建物中に響き渡りました。

もうすぐ夜明けになるので、夜明け前のお祈りを知らせるアザーンでした。

イスタンブールやマレーシアなどでアザーンを何度か聞いた経験がありますが、ここのが一番のど迫力でした。「中東に来たのだ」と実感が湧いてきました。

しかし、元気は湧いてきません。

12時間の飛行の上に長い「バス旅行」で精気を吸い取られてしまったようです。

出発前、ドバイ空港の経験者から空港の設備やレストランの良さを聞いていて、トランジットの時間をどうやって楽しもうか、などと夢想していたのですが…。

実際には、お店を探検する気力も消え失せ、とにかく早く搭乗口に行って休もう…看守長も模範囚もそれだけ考えておりました。




イメージ 2


結局ドバイ空港ではバカ高いジュースと水を買っただけで、2時間余りを過ごすことになりました。

イメージ 3



ドバイからの機材は成田から乗ったのと同じ「でこっぱち」のA380でした。

イメージ 4


A380では機体に取り付けたカメラの映像を飛行中ずっと座席のモニターで見ることが出来ます。

イメージ 5


今は当たり前なのかもしれませんが、前方、下方、尾翼から見た前方の三か所からの映像を楽しむことが出来ます。離着陸の時の尾翼からの映像は初めての経験でしたのでなかなか楽しかったです。

ドバイからバルセロナまでは約7時間。この路線はあまり混んではいませんでした。

イメージ 6


座席には電源やUSBポートもあるのでとても便利でした。

イメージ 7



機内で朝食と昼食がでましたが、この2日間で何食目かわからなくなっているほどたくさん食べているため、さすがのワタクシも完食はできませんでした。

イメージ 8


イメージ 9


相変わらずせき込んでいるので、喉をアルコール消毒しようとお酒はしっかりいただ
きましたけど。


午前7時50分ドバイ発で午後12時25分バルセロナ着の予定でしたが、ほぼ定刻にバルセロナに到着できました。

1月22日(月)の午後3時頃に自宅を出て、1月24日(水)午後12時30分時頃(日本時間午後8時30分頃)にようやく到着したことになります。

成田空港一泊ツアー・ドバイのトランジットの時間も入れると約53時間かかってバルセロナに到着です。

あ~疲れた。