パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

「③成田空港一泊ツアー・バルセロナ観光付き」  疲れ切って出発

(この記事は2018年1月22日から27日のバルセロナ弾丸ツアーの記録です)

1月23日(火)

明るくなって外を見ると、成田空港の雪かきもだいぶ進んでいるようでした。


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体調不良にもかかわらず、腹をくくってバルセロナ弾丸ツアーに行くと決めた以上は揺らぐことなく前へ進まなくてはなりません。

午前9時過ぎころまで66番ゲートにいましたが、エミレーツ航空の案内に従い、まず、いったん入国手続き(出国手続きの取り消し)に向かいます。

要するに昨日の「チェックイン→荷物預け→手荷物検査→出国手続き→搭乗口で待機」を順を追って逆方向に進んでいくことになります。

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わがEK319便の66番搭乗口からイミグレーションに戻り、出国手続きを取り消します。

よくあることなのでしょうか、出国手続き取り消しにはゴム印が用意されてました。

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にっくきコルカタのイミグレでは、仏頂面の係官が面倒くさそうに手書きで出国をキャンセルしました。

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続いてバゲージ・クレームで預けた荷物を取り出します。

税関を通って到着ロビーに出た時点で旅をキャンセルし、帰宅したツアー客が少なくなかったのは前回書いた通りです。

到着ロビーにも出発ロビーにも、使い終わった各航空会社の寝袋があふれていました。

エミレーツ航空の言った通り、相当の数の乗客が「成田空港一泊ツアー」に参加したようでした。

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ワタクシたちワーキングクラスの席の乗客は書いてきたとおりですが、はて、ビジネスやファーストクラスの乗客も同じ取り扱いだったのでしょうか

…66番ゲートで気が付いた限りは特に取り扱いをわけているようではなかったようですが…余計な詮索はやめておきましょう。



荷物を受け取ってからチェックインが開始する午後5時20分まではまだ相当の時間があります。

はてさて、どこで休もうか…かなりの数の人があちこちのベンチを占拠し、また寝袋を敷物代わりにして通路にもたくさんの乗客が体を休めています。

ワタクシたちも空港ビルのはずれのベンチを見つけ、寝袋を広げて体にかけてしばらくウトウトしながら時間を過ごします。

体調が悪かった看守長がワタクシの抗生物質を飲んでから少し元気になり、昨日あまり食事に手をつけていなかったせいで空腹を訴えました。

早速エミレーツ航空からもらったクーポンを使って朝食を摂ることにしました。

とはいうものの、昨日の夕方成田空港について以来、機内食も含め4回目の食事なのでワタクシはあまり食欲がなかったのですが、看守長命令ですので従わざるをを得ません。

「RB」というカフェで軽い朝食にすることにしました。

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2人合計で2008円でしたが、2枚のクーポンのうち1枚を使ったので、実際の支払いは8円だけでした。

食後は空港内をぶらぶらしたり、ベンチを見つけて休んだり…一瞬「家に帰ってシャワーでも浴びてきた方がよかったなあ」と思いましたが、看守長が言い出さないので仕方なく黙っておりました。

午後3時過ぎに残りのクーポンに現金を足して「そじ坊」でまた食事です。

昼食だったんでしょうねえ…。

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昨日成田空港に着いてからすでに20時間以上を経過し、まだ日本から出ていないのにすでに時差ぼけ状態になりそうでした…。

午後5時近くになってチェックイン・カウンターに並び、早めに手続きをすませます。

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荷物を預けた後もそそくさと出国手続きを済ませます。

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免税店を見て回る気力も起きてこず、とにかく出発ゲートに行って席を確保し、体を休ませます。

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なんだか「楽しい旅行に出かける」というよりは、「辛い修行をしている」ような気になってきました。


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午後9時近くだったでしょうか、無事搭乗することができました。

こんどこそ出発を待つばかりになりました。


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昨日は割と席は空いていたのですが、ワタクシたち昨日の積み残しと今日の本来の乗客が一緒ですので、今日は満席状態でした。

予定時刻より少し遅れましたが、こんどは無事離陸しました。

周りを見渡してみると、さあ、これからだというニコニコ顔の乗客と昨日以来の疲れがもろ顔に出ている乗客がいるようでした。

きっとワタクシと看守長も後者の顔をしていたことでしょうね。

エミレーツ航空の機内では、上空で2時間までですが、wifiが無料で使えます。映画や音楽のエンターテイメントも使いやすく、内容も充実していたように感じました。

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ドバイまでの12時間の飛行中、うつらうつらする中で、夕食と朝食が出ました。

成田到着以来何回目の食事だかわからなくなるくらいで、たいして空腹ではなかったのですが、生来の意地汚さでついいただいてしまいました。

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いままでの旅ですと、長い飛行時間でもこれからの旅の事を考えるとワクワク感でいっぱいで気になりませんでした。

しかし、今回ばかりはドバイまでの12時間は、多少は眠れましたが、正直言って疲れましたね。