大阪を散歩してきました ②京橋から新世界へ
飛田新地で毒気に当たられた後、動物園前駅まで戻って地下鉄で京橋に向かいます。
東京にも京橋がありますが、アクセントが違いますね。「京」にアクセントがある発音になるようです。
さて、その京橋といえば立ち飲み屋が軒を並べているので大阪でも有名だそうです。
これは表敬訪問せざるを得ません。
京橋の駅を降りて最初に「とよ」という東京では考えられないようなお店に行ったのですが、残念ながら開店時刻になっても人がいません。どうやら今日はお休みのようです。
食べログからお借りした「とよ」の画像です。
やむなく立ち飲み屋街らしき通りを散策します。
夕方でしたが結構開いている店がありました。
その中で立ち寄ったのが「岡室酒店直売所」という変わった名前のお店でした。
狭い店内には立ち飲み屋独特のエネルギッシュな雰囲気で一杯です。
ここでちょっとだけお酒とおつまみをいただいて「京橋に来たぞ~」感に浸ります。
その本の大阪京橋のページをめくっているとなんと「岡室酒店直販所」のが載っていました。あらかじめ知っていたらお店で話題になってその後の展開も変わっていたかも知れませんね。
ほろ酔い機嫌になってから宿に戻りついでに法善寺横丁を散歩しました。
この辺りは看守長の引率のもと野外活動をしたことがあります。ずいぶん前ですね。
水かけ不動さんもなんだか一層緑が濃くなったような…前からこうだったような…なかなか風情のある眺めではありますね。
いったん宿に戻り、少し休憩してから今度は新世界を目指して歩いて向かいます。
この高架下の通路…大昔来たときはしょん〇んの臭いが充満していた記憶があります。
「さっきあそこで盗まれた靴がもうこの通路で売られている」…この辺りの治安の悪さを物語るエピソードだと大阪出身の友人に大昔聞いたことがありますが、今はそんなことはないようです。
数十年前に何度か来た頃は歩いているのはおっさんばかりでしたが、今は若い女性や外国人観光客が溢れていました。
世の中かわったんですね~。
せっかくですから八重勝で串カツを少しいただいて今日の夕食にしました。北千住にある大阪風の立ち飲み串カツ「天七」ではキャベツは2人でひとつの器のものをいただきます。
そのつもりで隣のあんちゃんのキャベツに手を出したらお店の人があわててキャベツは一人ひとつずつあてがわれることを教えてくれました。また大恥をかいてしまいました。大阪は外国なので知ったかぶりはやめよう、と改めて心に近います。
将棋のお店は昔のまま、おっちゃんの殿堂となっているようでした。
ほとんどが賭け将棋なんでしょうかねぇ…。
新世界は飲食店以外にも楽しい施設がたくさんあります。
存在は知っていましたが、スマートボールをするのは初めてでした。
最初少し高得点の穴に入ってビー玉?がたまったのですが、すぐなくなってしまいました。やはりギャンブルには向いていないようです。
射的屋もなかなか派手にやっております。
こんなPOPも大阪らしい…と思っていたら、交番で警官が警官を射殺する事件があったので案外大阪では実際にぶっ放すやんちゃなお客がいるのかも…なんてことはありませんね。
夜も暮れてきました。
通天閣に別れを告げてホテルに歩いて戻ります…
ホテル近くの教会の入り口のも門扉にこんな掲示が…
ホテルのおねえさまはだいぶ治安は改善した、と言ってましたがまだまだ解放されない人達もいるようですね。