大阪を散歩してきました ④奈良まで足を延ばしました
大阪の短い旅の3日目最終日です。夕方には東京行きの新幹線に乗るのでそれまでどうしようかなあ、と思案しておりました。
たまたま大阪に来る前に、テレビで奈良公園の鹿が「狂暴」になり、鹿せんべいをあげようとする観光客に噛みついたりするニュースを放映していたことを思い出し、久しぶりに奈良公園を散歩してみようと思い立ちました。
中学校の修学両行は京都・奈良でした。当時はそれぞれあらかじめテーマを決めて下調べをしてから旅行に臨みました。
たしか最初に猿沢の池の近くの旅館に泊まり、翌日は京都の新京極辺りの宿だったような気がします。
当時は新幹線ではなく、東京からは修学旅行専用列車「ひので号」で奈良に向かいました。帰りは夜行列車になったような記憶があります。
何しろ50年以上前のはなしですから記憶も定かではありません。
その時私はどういう経緯か思い出せませんが、興福寺の建物のことを図書館でずいぶん調べていきました。「裳階(もこし)」なんて構造もその時に知りました…。
きっとお寺としては念願の再建なんでしょうね。
近くの奈良公園に進んでいくと、腹ペコ鹿がいるわいるわ…こんなにたくさんいたんですね~。
早速鹿せんべいを買ってあげようとすると、もうこちらの思惑などお構いなしでどんどん要求してきます。ワタクシがもたもたしているとシャツを噛まれてしまいました。ニュースは本当だったんですね~。
そのあとは東大時を久しぶりに訪れ、大仏様にご挨拶してきました。
…拝観料って昔からありましたっけ?昔はタダだったような気がするのですが…。ワタクシの勘違いかなあ…。
大仏様は間近かで見るといまさらながらですが本当に大きいですね。
大仏殿でこんなことをしていました。すっかり忘れていたようです。
中学生時代だったらワタクシも通り抜けられたでしょうか、三倍くらいにふくらんだ今のワタクシにはとても無理なようですね。
そのあとはお水取りで有名な二月堂へ。今まで下から見上げたことはありますが、上まで登ったのは初めてでした。
春日大社は今まで行ったことがなかったので、少し歩きますが参道をのんびり散歩しながら参拝してきました。
参道にもたくさんの腹ペコ鹿がおりました。たくさんの外国人観光客に大人気の鹿たちですね。
外国からのお客で溢れかえっていてもやはり奈良の街は日本人の心の故郷のひとつですね。
久しぶりに歩いて少しだけでしたが仏様や神社仏閣を観ることができてとてもすがすがしい気持ちになれました。
散歩に少し疲れたので近鉄奈良駅前のお店で昼食代わりに軽く一杯いただいて奈良を
後にし、大阪に戻ってから東京に帰りました。
2泊3日の慌ただしい旅でしたが、中々楽しむことが出来ました。