パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

香港・マカオ散歩行 3.1月20日(日) ②LCCに乗って香港到着

日本からLCCに乗って外国へ行くのは初めての経験でした。

バニラ航空JW303便は、成田空港 10:05発 香港国際空港 14:50着 の予定でした。

空港の混雑のため実際に離陸したのが10:44、香港に着陸したのが15:15。時差が1時間ありますので飛行時間は結局5時間33分かかりました。予定の飛行時間より短かったですね。途中飛ばしたのでしょうか。


前から2列目の通路側の席に座りました。他のLCC同様のこのA320も座席は黒い人工皮革製、ピッチは一般の航空会社の座席に比べると少し短かくなっていますが、けして足が長くないワタクシには特に不都合はありませんでした。

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特に揺れることもなく快適な飛行で、機内販売で日本酒とおつまみを買ってちびちびやっているうちに香港国際空港に到着しました。
お酒が180㎖で500円、おつまみは250円でした。

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香港国際空港に降り立ち、ターミナル1からシャトルトレインに乗って入国手続きに進みます。

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ここもパスポートをスキャンしてカメラと睨めっこ。一応係官がブースでパスポートを見ますが、スタンプも押さず、複写の入国カードの1枚目を取って2枚目とスタンプの代わりにランディング・スリップという小さな紙片が渡されます。

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ランディング・スリップには搭乗者の姓名、パスポート番号、入国日、滞在可能期限(3か月)が記載されています。まさにビザのスタンプと同じですね。

ガイドブックには「帰りまで取っておくように」と書いてありましたが、入国カードの2枚目同様、結局帰りのイミグレーションでも特に提示は求められませんでした。

つまり、パスポートの券面にはなあんにも入国の記載が残らないのですね。すべてICチップに記録されるという訳です。

スタンプが欲しい人は別の窓口に並んで手続きするといいらしい、ということをあとで聞きましたが後の祭りでした。


荷物を受け取り到着ロビーに出て、まずすることが香港版のスイカ八達通オクトパスカード)を手に入れることでした。

ロビーで客務中心(カスタマーセンター)を探し、オクトパスカードのエルダー用を買い求めます。

デポジットが$50(以下香港ドル:1$≒14.25円)に加え、使える運賃分として$20で最低で$70で買えますが、ついでに$30分をチャージ(アド・バリュー)して$100で手に入れました。 

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この「長者」カードは65歳以上でないと買えませんのでパスポートを提示しようとしましたが、係の女性は笑いながらパスポートはいらない、と言ってくれました。

面倒がいらなくて助かったものの、見た目で65歳以上と判断されたのかな、とちょっぴり複雑な気持ちになります。

この長者カード、香港に行かれたことのある方はご存知かもしれませんが、スイカとは段違いでお得なカードです。

コンビニやお店で使えるのはスイカと同じですが、公共交通機関(バス、トラム、地下鉄MTR)は半額になります。

香港島の中環と九龍側の尖沙咀を結ぶスターフェリーにいたっては無料になります。出国するとき手続きすればデポジットの金額も戻ってきます。

ワタクシのように公共交通機関を使って街中を徘徊するつもりの人間には必要不可欠のアイテムと言えます。

尖沙咀にある宿に向かうため、さっそく八達通を使って路線バスのA21に乗ります。$33の運賃が見事に$16.5になりました。

A21のバスは2階建てのバスです。荷物を1階の荷物置き場に入れて2階の席に座ります。午後の便のためか結構混んでいました。

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路線バスですが、このバスは免費wifi、つまりfree wifiでした。

10年ぶりの香港ですが、日本と比べて香港のほうがwifi事情はずいぶん進んでいそうだな、といきなり実感することになりました。