パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

香港・マカオ散歩行 7.1月21日(月)  ②危険な大通り

湾仔でお昼をいただいたあと、にぎやかな商店街を少し散歩します。

大きなビルの並ぶ大通りを結ぶ狭い通りには高層ビルとは対照的な庶民向けの商店が並びます。近代的なショッピングモールを巡るよりこういう庶民の味方のお店を見て回るほうがワタクシの性に合いますね。

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昼過ぎですが、どのお店もお客さんでいっぱいですね。

こちらのお客はお店の人と品物についてあれやこれやいろいろと話をしてから買っているようです。品定めや値切り交渉をしているのでしょうか。

お店の人もお客とのやり取りを楽しんでいるような気がしますね。スーパーマーケットでの買い物に飼いならされてしまったワタクシたちにはなんだか懐かしい光景ですね。



MTR尖沙咀駅に戻り、宿に帰る前に23日にマカオへ行くための切符を買いに行くことにしました。

こちらに来る前にネットで買おうと思ったのですが、どうもうまくいかず現地で買うことにしていたのです。渡航当日に慌てるのは嫌なので2日前ですが、買っておくことにしました。

彌敦道に沿って大きな九龍公園があり、その公園を挟んで広い廣東道が南北に走っています。尖沙咀の廣東道沿いにはブランドショップがずらりと並んでいます。

廣東道を少し北に歩くとハーバーシティ(海港城)という大きなビルがあり、その外れがマカオ行きの高速船ターボジェットが出航する波止場になっています。

とはいってもそこも大きなビルになっていて、外から見るとブランドショップのビルと変わりありません。

ビルの中に入り、ターボジェット(噴射飛航)の窓口で切符を買いました。

九龍からマカオまでは$171(約2,445円)マカオから九龍は$175(約2,502円)でした。帰りのほうが高いのは26日の土曜日の切符にしたからです。

実は65歳以上は割引があるのですが、この時窓口でクレジットカードで払おうと思ったところ、持ってきたはずなのにカードが見つからず、慌てていたので割引のことをすっかり忘れていたのでした。

結局あとでカードは見つかり事なきを得ましたが、油断するとろくなことがないですね。これをきっかけに一段と気を引き締めて街歩きをするよう自分に言い聞かせました。



切符を手に入れ、いったん宿に戻って休もうと思って、彌敦道に戻ると歩道なのに交通規制がされていました。

どうやら警察が立ち入り禁止エリアを設けて歩道の交通制限をしているため、ただでさえ混んでいる歩道が人でごったがえしていました。

近づいてみると…

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美麗都大廈というホテルとショッピングモールの入ったビルの前に窓枠みたいなものとテントが置いてあり、規制線が張られています。

地元のテレビ局も取材に来ているようでした。

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小さなテントからは血が流れていたように見えました。

どうやらこのビルから窓が落ちてきて誰かに当たったようでした。砕けたガラスが飛び散っています。テントはちょうど人間の背の高さくらいの大きさでした…。

留まっていると警官に先に進むよう警告されます。大きな事故が起きたようです。



看板や室外機が落ちてくる…と冗談のように前に書きましたが、窓が落ちてくるとは想定外でした。しかも重慶大廈や益發大廈のような古いビルではなく、どうみてもピカピカのビル…。

客引きやスリだけでなく本当に上から何か落っこちてこないか気を付けないと危ないんですね…香港の繁華街は。

マカオ往復の切符を現金で買ったため手持ちの現金を増やすため、銀行のATMでデビットカード香港ドルを手に入れます。後で計算してみると重慶マンションの両替やよりは少しレートが悪かったですね。

狭い宿ではありますが、いったん戻って少し休憩しました。