パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

香港・マカオ散歩行 9.1月22日(火)  ①香港3日目の朝

香港3日目の朝を迎えました。

2回目に香港に来た時がちょうど1月でした。その時はかなり寒かった記憶があったので、今回も日本と同じ格好で歩き回るつもりでした。

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まだ日が昇っていない時間帯でしたが、ご覧の通り早朝でも13度、日中は20度前後にもなり、かなりあったかい日が続いていました。

日中に日差しの中を歩くと、長袖シャツにダウンベストだけでも少し汗ばむくらい暖かいので驚いてしまいました。これも温暖化の影響なのでしょうか。

今日の朝食は、まだ暗いうちに地下鉄で尖沙咀駅から旺角駅まで行き、彌敦通り沿いの「倫敦大酒店」で飲茶をいただくことにしました。10年前に来たときもここで朝食をいただいたことがあります。

大きなビルの3階~5階が倫敦大酒店です。

エレベーターを降りてすぐに目の前が広いフロアになっています。

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係員に一人であることを伝え、日本人であることも言うと、すぐに女性店員が日本語のメニューを持って来てくれました。

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その女性店員が「ジャスミン?」とお茶の種類を聞いてきたので「ボーレーチャー(普洱茶)」と答えると、「ボーレー?」と聞き返してきます。

発音が悪くて通じなかったのかな?と思って中国語っぽい「つもり」の抑揚をつけて「ぼ~れ~ちゃ~♪」と言うと、よっぽど妙な発音だったのか、隣のテーブルの客が吹き出してしまいました。女性店員もつられて大笑い。ワタクシは苦笑いするばかりです。

地元の客ほとんど普洱茶を飲むようです。日本人にはなじみが薄いお茶なので大抵の日本人観光客はジャスミンティーを好むのに、ワタクシが渋く普洱茶を頼んだので聞き返したきたようでした。

無事お茶を注文し終わってから点心を頼みます。

この店はいまだにワゴンにセイロを入れてテーブルの間を売って回る昔ながらのスタイルにこだわっているお店でした。

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言葉が通じなければワゴンのところに行ってセイロの蓋を開けて中身を見て注文することも可能です。

ワタクシはメニューを見てその中から「水晶蝦餃(エビ蒸し餃子)」「糯米雞(鶏の蓮葉ちまき)」「蜜汁叉焼奉飽(チャーシューマン)」を注文しました。

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運ばれてきたセイロを見て、写真を見て想像したのよりずいぶん大きいのにびっくりしてしまいました。10年前もそうだったのか、記憶は定かではありません。

大きさから言えば2皿でも十分な量でした。

特にちまきはずっしりと大きく、鶏のエキスがお米に染み込んでこんでいてとても美味しいのですが、いかんせん大きすぎました。

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とはいうものの貧乏性の私のこと、残すのはもったいないので時間をかけて3皿とも完食いたしました。いずれもとても美味しゅうございました。

これで減量ともしばらくお別れすることが決定いたしました。

お値段は$85(約1,215円)でした。味も量も満腹、もとい、満足であります。

広い店内を見渡すと一人で新聞を読みながら食事をとっている人が結構います。

黒いスーツを着たフロア担当の男性はなじみの客と楽しそうに談笑しています。

九龍側の中でも中心街に分類されるエリアにある大きなお店ですが、都会的というよりはもっと庶民的なアットホームな雰囲気のお店でした。