パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

香港・マカオ散歩行 11.1月22日(火) ③芸術散歩

 最近の香港では路上の壁にいろんな絵が描かれたりして話題になっている、とガイドブックに書いてありました。

ふらふら散歩するついでにそうした作品を見に行くことにしました。

目指すは香港島の上環あたりのハリウッド・ロード(荷李活道)や西營盤。

このあたりは急な坂道が続くので、エスカレーターで坂を登っていきます。昇りだけのエスカレーターでした。帰りはてくてく歩かなくてはなりません。

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ハリウッド・ロード沿いにはいくつかの壁画スポットがあって、すでにたくさんの若い観光客が盛んに記念写真を撮っていました。

女性はしっかりポーズをつける人も多く、まるでモデルのようですね。

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なかなかの力作も壁を美しく飾っていますね。UMA NOTA というお店の前でした。

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これは誰にもわかりやすい壁画ですね。

つい上を向いて歩いてしまい、でこぼこのある道でつまずきそうになります。

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道端においてある竹竿の束…

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香港ではいまだにビルの外装工事には竹竿を使っているようですね。

かなりの高さのビルに対応しているようですが、さすがにビクトリア湾沿いの超高層ビルは違うと思いますが…。


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ぶらぶら歩き続けていると妙な建物が…

最初は公衆トイレかな?と思いましたが、よく見てみると…

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公衆浴場だったんですね。

中を見ませんでしたが、たぶんシャワーの設備があるのではないでしょうか。値段が書いていなかったのですが無料なのでしょうかね。

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上環から少し西に行った西營盤にやってきました。

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特に観光名所があるわけではありませんが、街歩きには楽しそうな場所です。

まずは街市に入り、2階の食堂で食事を摂ることにしました。

かつてはそこら中に露店で営業していた食料品を売る店が、こうした街市に収容されて町の美化には貢献しているようですが、街歩きが好きなワタクシにはちょっと寂しい話ですね。

でも暑い日の街歩きの際は街市に入ると冷房があるので助かることもあります。

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街市の2階や3階にはたいてい食堂があります。

この街市の食堂の名前は「紫京海鮮飯店」という立派な名前ですが、実態はご覧の通り町のその辺の食堂という感じです。

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どうも朝の大きな点心がまだお腹にたまっているような感じなので、まずはビールをいただきます。

このブルー・ガールというビールは日本ではあまりなじみがありませんが、こちらではよく見かけます。缶ビールもありますね。

前回香港に来た時、宿に近い荃灣のレストランで短いスカートをはいたブルー・ガールのキャンペーン・ガールに勧められ、鼻の下を伸ばして飲んで以来好みのビールになってしまいました。

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さて、メニューを見ても英語が書いていないので漢字から類推します。

何か軽そうなものはないかな…とメニューの字を追っていると、「蛋」という漢字が目に入りました。

「蛋」は確か卵のことだ、というかすかな記憶にもとづいて注文します。

出てきた皿は確かに卵料理でしたが、卵そのもので温かい柔らかい卵プリンみたいなもので、かかっているソースというか汁は醤油っぽい味がします。



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決して不味くはないのですが、想像していたオムレツみたいなのとは違っていたので思わず苦笑いです。ビールとの相性は…微妙でした。

ビールが$28(400円)、卵料理が$58(830円)でした。