パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

2019年高雄・台南散歩行  6.  5月28日(火)②台南の街歩き開始

高雄駅から自強号で約30分で台南駅に到着します。

時刻表通りでした。台湾の鉄道も時間に正確のようですね。

高雄駅が新しく近代的な雰囲気だったのに比べ、台南駅のホーム(月台)はなんとなく田舎っぽい雰囲気がいいですね。

 

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台南駅を出てからまずは駅前の観光案内所で街の地図を貰い、コインロッカーの場所を尋ねます。

観光案内所には日本語のわかる係の女性がいたので助かりました。

コインロッカーではなく手荷物を預かっている場所があるとのことで、教えられた通りの道を進み、荷物預かり所を見つけ、30元(109円)払ってバックパックを預けます。

 

ホテルのチェックインまでまだ時間がありますので、ぶらぶらと街歩きを開始します。

 天気は曇りでしたがまずまずの天気です。ただかなり暑いです。

漢字だらけの珍しい看板だらけの街をキョロキョロしながら駅から西へ進みます。

 

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台湾ではおでんを関東煮というみたいですね。関西の誰かが伝えたのでしょうか...。

 

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街のあちこちに誰でも使える自転車が備え付けられていました。最近は日本でも都心でやっているみたいですね。

 

 

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今朝の朝食は高雄の宿が持たせてくれた中華風のハンバーガーみたいなものだけでしたので、台南に来てぶらぶら歩く途中で女性が一人やっている小さな食堂で咖哩炒麺なる面妖な物をいただきました。60元(218円)です。

 

「炒」とあるわりには焼うどんのように炒めた訳ではなくただのカレーうどんみたいな味でした。

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腹ごしらえをしたあとは汗ばみながらさらに街歩きを続けます。

 

ガイドブックによると「神農街」という路地が清時代の街の面影を残していて最近人気が出てきていると紹介されていました。

そこでどんなものか、と地図を見ながら歩いて向かいます。

 

ところが初めての土地で東西南北に慣れていなかったせいか、地図を見間違えたようで「正興街」という、ここも最近若い人に人気の路地に出てしまいました。

 

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実はこの通りの辺りの宿を予約していたのですが、スタッフが常駐している宿ではないため、事前にメールで連絡を取り合い、午後にスタッフとこの通りにある果実スイーツの店で待ち合わせることになっていました。 

せっかくですので今日の宿の場所だけ確認して、引き続き神農街の探索を続けます。

 

ずっと歩いていると結構汗が出てきて涼みたくなりました。午前11時開店のカフェがありましたが、まだ11時少し前でしたが中で待たせてもらってアイスコーヒーをいただいて一休みします。 甘いコーヒーで生き返ります。

 

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休憩を取って元気が出てきましたので、お店の女性に「神農街」の位置を確かめたうえで進みます。

 

「新農街」にやっとたどり着きました。

清朝時代の街並みがどんなだったかは知りませんが、言われてみるとなんとなくレトロな感じですね。そのあたりの小さな路地から李春雲が歩いて出て来そうです。

 

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平日の午前中だったせいか訪れる観光客はあまりいませんでした。

 

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通りの突き当たりにお寺がありました。

薬に関する神さまみたいで、中にいた人に尋ねると階上に行ってもよいということでしたので階段を上がって内部を見学します。私が見学してる最中に同じTシャツを着た関係者の皆さんが揃ってお祈りを捧げていました。

 

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ワタクシも一応お祈りしたあと、近くに「水仙宮市場」という名の市場があったので、のぞいてみました。

どうも市場の看板を見ると買う訳でもないのにのぞいてみたくなる性分のようです。

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お昼近かったせいか、もう終了した店が少なくありませんでした。それでも市場を巡るのは楽しいものですね。

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古き良き清朝時代の街並みを愛でたあと、今度は古き良き?日本の残された建物に向かいます。

日本人観光客にも最近人気のあるデパートの林百貨です。

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この建物は日本統治時代の昭和7年に建てられたもので、台南エリアで最初にエレベーターが導入された建物だそうです。

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5年前にリニューアルして生まれ変わり観光客に人気のスポットになっているとか。

狭いフロアの特性を生かした店舗作りはなかなかです。大手の百貨店とは路線が異なり、お土産用の小雑貨が充実しているようでした。

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屋上にはなぜか神社のあとが残っています。

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